ドライブレコーダーに限らず商品を選ぶ時に通販の人気ランキングやおすすめランキングを参考にして選ぶ方は多いと思います。
しかし、ドライブレコーダーの場合、人気ランキングを鵜呑みにして選ぶと後悔する事も…。
後悔しないドライブレコーダーの選び方をご紹介します。

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ドライブレコーダーの違い

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーは複数のメーカーから複数の商品が販売されています。
何が違うのでしょうか?

ドライブレコーダーは大きく次の点が違います。

●カメラの台数・カバーする範囲(画角)
●カメラの大きさ・再生方法
●画質・白飛び・黒飛び
●駐車監視機能等の機能
●取り付け位置・方法
●価格

カメラの台数・カバーする範囲

カメラの台数は1台から2台です。
カバーする範囲というのは、カメラの角度です。
※角度が大きいほど死角がなくなります。しかし、その分、画像が歪みます。

カメラの台数

1台の場合は基本、フロントに付け、前方をカバーします。

しかし、煽り運転対策で前だけでなく後ろにも付ける人が増えており、前後2カメラのドライブレコーダーも販売されています。
[関連記事]ドライブレコーダー前後2カメラの価格・口コミ比較~おすすめランキング

尚、既に前にドライブレコーダーを取り付けている人が、リアガラス用にもう1台追加で購入するケースもあります。

カメラーがカバーする範囲(画角)

車はどこから突っ込んでくるか分かりません。
その場合、事故の映像を記録するには、カメラがカバーする範囲が広い方が良いです。

レンズの画角は通常、水平115°・垂直58°・対角145°で表されます。

レンズの画角は前と後ろのカメラでは違うことが多いです。

そして、最も画角が大きいのが360度です。
※360度のドライブレコーダーについては別記事参照

画角は広いほど死角がなくなり、いざという時、役に立ちますが、1つ欠点があります。
それは、画角が大きくなればなるほど、映像が歪むということです。

カメラの大きさ・再生方法

カメラの大きさもドライブレコーダーを選ぶ際のポイントになります。
前のカメラはフロントガラスに付けるケースが多いです。
そうなると、大きすぎると目立って気になります。
小さい方がよいです。

ベストなのは、ルームミラーに隠れる大きさです。
現実にそういったドライブレコーダーもありますが、最たるものはルームミラーに取り付けるミラー型ドライブレコーダーがあります。
[関連記事]ドライブレコーダー[ミラー型]を徹底比較~おすすめのミラー型ドラレコは?

カメラの再生方法

但し、カメラが小さくなるとモニターも見にくくなります。
そこで、カメラとモニターが別のもの、あるいは、モニターはなく、スマホで確認できるドライブレコーダーもあります。
ユピテル|ドライブレコーダー前後2カメラDRY-TW9100d

尚、PCで再生する場合、専用のビューアーを入れるの基本です。

尚、上記のユピテルDRY-TW9100dは、専用のビューアーだけでなく、Windows Media Playerでも再生できます。

事故にあって証拠映像を警察に提出する時、専用のビューアーでないと映像が見れないとなると、警察の人に手間を取らせることになります。

画質・白飛び・黒飛び

画質・白飛び・黒飛び対策もドライブレコーダーの大事なポイントです。
事故の画像が撮れていても映像が不鮮明だったり、白飛びや黒飛びで映像の判別がつかないと証拠になりません。

画質

画素数は最低200万画素は欲しいです。

白飛びや黒飛び防止

白飛びや黒飛び防止にHDR・WDR機能は欲しいです。

リアガラスのスモークフィルム

リアガラスにスモークフィルムなど濃いフィルムが貼ってあると、映像が見にくくなります。(特に夜は見にくいです)。

その点、前述のユピテルDRY-TW9100dは、リアカメラにStarvis搭載しているので、画質が劣化しないデジタル転送が可能です。

駐車監視機能等の機能

駐車場に車を停めて、当て逃げやいたずらの映像を残すには、駐車監視機能が役に立ちます。

大半のドライブレコーダーに駐車監視機能が付いていますが、別売の電線を購入しないと映像の録画ができません。
▶その他のスペックについては⇒ドライブレコーダーとは?役割・種類[ドラレコを選ぶ時に抑えたいスペック]

取り付け位置・方法

ドライブレコーダーのカメラを取り付けるのは簡単ですが、配線が問題です。

隠し配線にしないと見た目がキレイではありません。
配線の知識がある方は、自分で配線ができませすが、そうでない方は業者に依頼することになります。
[関連記事]ドライブレコーダーの取り付け費用・持込はOK?[イエローハット・オートバックス・ディーラー]

価格

価格は中国製品が断然安いです。
しかしながら、不具合や不良が起こりやすく、サポートも機能していないことが多いです。

安いだけで選ぶのは止めましょう。

特にAmazonの口コミでは中国製品の評価が高いですが、鵜呑みにすると後悔します。

不良が出た場合に返金して悪い評価を削除してもらったり、おまけをつけて評価を上げてもらう事を購入者に依頼している可能性があります。

また、イエローハットやオートバックスに比べ、Amazon等で販売されているドライブレコーダーの価格は安いです。

しかし、これにはわけがあります。

ネットで購入した場合、基本、自分で取り付ける必要があります。
イエローハットやオートバックス等のカー用品販売店に持ち込んでも取り付けは行ってくれません。

また、不良・不具合が生じた場合、メーカーと直接やりとりをする必要があります。

その点、イエローハットやオートバックス等のカー用品販売店でドライブレコーダーを購入した場合、取り付けをしてくれます。
※取り付けは有償です。

また、何かトラブルがあった時は、販売店がメーカーとやり取りをしてくれます。

そういった費用が価格に入っているということです。

以下、ドライブレコーダーを選ぶメリット・デメリットに触れます。

人気ランキングでドライブレコーダーを選ぶ

人気ランキング上位の商品が必ずしも良い商品とは限りません。

ドライブレコーダーの場合は特に車種によっては合わないもあります。
人気ランキング上位の商品が自分にあったものドラレコなのか情報を集める必要があります。

スペックでドライブレコーダーを選ぶ

商品ページに記載のあるスペック等が正しくない場合もあります。
中には虚偽を記載している場合もありますので注意が必要です。

価格でドライブレコーダーで選ぶ

価格については前述しましたが、安いには安いだけの理由があります。
安くても価格に合った内容であれば、不満は出ませんが、安いだけの商品に手を出すと後悔します。

メーカーでドライブレコーダーを選ぶ

既にそのメーカーの商品を使ったことがあり、信頼できると思うなら、そのメーカーの商品を選ぶのは賢明です。

但し、通販の場合、メーカーの直売は少なく、ショップが色んな商品を扱っているのが常です。

その場合、梱包が雑だったり、返品してきて封が開けられた商品等が送られてきたり、問合せをしても返事がない等ショップの対応にがっかりすることもあります。

可能な限り、直販で購入するのが賢明でしょう。

[関連記事]ドライブレコーダーメーカー一覧~おすすめのドラレコメーカーは?

口コミ評判でドライブレコーダーを選ぶ

最終的に選ぶポイントは口コミになります。
しかし、評価(評判)だけで判断すると、実際以上に良い評価がついていたり、逆に悪い評価が付いていたりする場合があります。

良い口コミも悪い口コミもじっくり内容をチェックする必要があります。
中にはメーカー側の責任ではなく、ユーザー側の誤りである場合もあります。

また、前述したように評価が水増しされている可能性があるケースもあります。

どんな商品も完全ではないので、悪い評価があるのは当然です。
しかし、それがどういう内容なのか、どれくらいの割合であるのかを見ることは大事です。

あまり口コミ件数が少ないと商品のよしあしを正確に判断できないので、口コミ件数の少ない商品を避けるのも1つの方法です。