モバイルノートパソコン(モバイルパソコン)は持ち運びに便利に小型・軽量なノートパソコンです。
具体的には画面サイズが14インチ以下のノートパソコンのことです。
但し、モバイルノートパソコンの価格は、5万円以下のものから20万円以上のものまで値段は様々。
安いモバイルノートパソコンと高いモバイルノートパソコンの価格の違いは何でしょうか?
モバイルノートパソコンの価格を決める要素をご紹介致します。

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モバイルノートパソコンとは?

モバイルノートパソコン(モバイルパソコン)とは、ノートパソコンの1種で、家庭用のノートパソコンと比較して小型・軽量で、外出時に携帯しやすいのが特長です。
通勤や通学でノートパソコンを頻繁に持ち運ぶ方におすすめです。

それでは、モバイルパソコンといやゆる家庭用ノートパソコンの具体的な違いは何でしょうか?

モバイルパソコンとノートパソコンの違い

モバイルパソコンは持ち運びに適したノートパソコンなので、一般的には、ビジネスバッグに収まるAサイズ(210mm×297mm)以下の大きさのノートパソコンです。
画面サイズが14インチ以下のノートパソコンがモバイルパソコンとなります。

・14インチ以下=モバイルノートパソコン
・15インチ以上=スタンダードノートパソコン

14インチ以下のモバイルパソコンには、14インチ、13インチ(13.3インチ)、12インチ、11インチ、10インチ(ウルトラモバイルPC)のものがあります。
どのサイズが、モバイルパソコンのおすすめサイズでしょうか?

モバイルノートパソコンのおすすめサイズ

家庭用ノートパソコンの標準は、15.6インチです。

モバイルパソコンは、画面のサイズが14インチ以下のノートパソコンですが、画面が小さくなるほど、見にくくなり、目も疲れやすくなります。

12インチ以下のデメリット

さらに、12インチ以下のモバイルノートパソコンや超軽量モデルには外部ポートが少ないため拡張性に乏しく、周辺機器を同時に接続できないなどといった使いにくさがあります。

13.3インチか14インチか?

以前はモバイルパソコンと言えば、13.3インチが主流でした。
しかし、昨今は、モバイルパソコン自体の大きさは、以前の13.3インチと同じで画面サイズが14インチのモバイルパソコンが開発され、シェアを伸ばしています。

これはどういうことかたと言うと、以前の13.3インチのモバイルパソコンはパソコンの外枠と画面の外側の間に余白がありましたが、昨今の14インチモデルは、この余白が無くなり、パソコンの外枠と画面の外側がほとんど同じ位置に来ています。

モバイルパソコンのおすすめサイズは、このような今風の14インチです。
しかし、画面サイズが同じでも、モバイルパソコンの価格は様々。
安い物では5万円以下のものから高いと20万円以上のものまで。
安いモバイルパソコンと高いモバイルパソコンの価格の違いは何でしょうか?

モバイルノートパソコンの価格の違い

モバイルパソコンに限らず、パソコンの価格の違いは以下の要素が関係しています。

CPUの違い

CPUとはPCの心臓部。
CPUは処理速度に関係します。
CPUの性能が高いと、PCがサクサクと動きます。=処理速度が速い
特にゲームなど、動きが激しい時は、性能の高いCPUが必要となります。

CPUには以下の種類があります。

・Intel:Celeronシリーズ
・Intel:Coreシリーズ
・AMD:Ryzenシリーズ

IntelのCeleronシリーズは、IntelのCoreシリーズやAMDのRyzeシリーズ劣るスペックなので快適な環境を手に入れたいなら避けた方が賢明です。

CoreシリーズとRyzenシリーズンはあまり性能さはありませんがAMDの方が安いのが特徴です。

そして、CoreシリーズとRyzenシリーズンは各々グレードがあります。

・Core i3、Core i5、Core i7
・Ryzen i3、Ryzen i5、Ryzen i7

数字が大きいほど、性能が高いです。
通常は3以上、ネット閲覧だけでなく、動画を閲覧したり、ソフトを色々と使用するなら、5以上、ゲームをするなら7以上が目安になります。

勿論、数字が大きいほど、PCの値段は高くなります。

メモリー容量の違い

メモリー容量とは、作業領域のことです。
CPUにプラスして、メモリー容量が大きいほど、作業が快適になります。
通常、モバイルパソコンのメモリーは、一般使いでは8GBで十分です。アプリを複数同時に使うなら16GBが理想です。

・8GB
・16GB

当然、メモリー容量が大きいほど、PCの価格は高くなります。

ストレージの種類と容量の違い

ストレージとは、PCに保存できる記憶容量のことです。

ストレージの種類

ストレージには以下の種類があります。

・HDD(ハードディスク)
・SSD
・eMMC

以下の特長があります。

・HDD:安価・衝撃に弱い・読み書きが遅い
・SSD:高価・衝撃に強い・読み書きが速い
・eMMC:消費電力が低く小型・読み書きはHDDより速く、SSDより遅い

SSDはHDDに比べると価格は高いですが、快適さや頑丈さを考慮すると「SSD」がおすすめです。

ストレージの容量

ストレージの容量は、モバイル・一般用途であれば256GB以上が無難です。
512GBのものもあります。
当然、ストレージ容量が大きいほど、価格は高くなります。

以上、見てきたように、スペックによってモバイルパソコンの価格は異なります。

モバイルノートパソコン~高いPCと安いPCの価格の違い【まとめ】

モバイルノートパソコンの価格は5万円以下のものから20万円以上ものまで、価格は様々。価格を決める主な要素は以下です。

・メモリ容量
・CPUの種類とバージョン
・ストレージの種類と容量

メモリ容量

メモリとは作業領域のこと。
複数のアプリを同時に使う場合、メモリ容量が必要です。
通常、モバイルノートパソコンのメモリ容量は8GBですが、16GB以上のものもあり、メモリ容量が高い程、価格は高くなります。

CPUの種類とバージョン

CPUとはパソコンの心臓部。
CPUの性能が高いとPCがサクサクと動きます。
CPUにはインテルCeleron、インテルCore、AMD Ryzenがありますが、Celonは安いですが、性能が劣るので、選ぶのはCoreかRyzen。
CoreとRyzenの性能は同じですが、Ryzenの方が安いです。
CPUにはバージョンがあり、Core i3・Ryzen 3から5・7とバージョンが上がるにつれ、性能は上がりますが、価格も高くなります。

ストレージの種類と容量

ストレージはPCの記憶領域のことですが、以下の種類があります。

・HDD
・eMMC
・SDD

上から順に性能が高い。
さらに容量は256GB以上が好ましいですが、容量が大きいほど価格は高くなります。
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