古代遺跡と紺碧のエーゲ海が魅力のギリシャは、ヨーロッパの中でも比較的リーズナブルに旅行できる国として人気です。
本記事では、航空券・宿泊費・現地交通費・食事代などの費用相場・期間別や同行者別の予算目安・費用を抑えるコツなど、ギリシャ旅行の費用について詳しく解説します。
ギリシャ旅行の費用・予算の目安
ギリシャ旅行の総費用は、旅行期間や訪問先、宿泊施設のグレードによって大きく変動します。
一般的な5泊7日のギリシャ旅行では、航空券・宿泊費・食費・現地交通費・観光費用を含めて、1人あたり25万円から35万円程度が目安となります。
ヨーロッパ諸国の中では比較的物価が低めで、工夫次第でさらに費用を抑えることも可能です。
ギリシャ旅行の費用相場と予算の立て方
ギリシャ旅行の予算は、渡航時期と旅行スタイルによって大きく変わります。
オフシーズンである11月から3月は航空券やホテルが安くなる一方、ベストシーズンの6月から9月は料金が高騰します。
予算を立てる際は、まず航空券と宿泊費という2大費用を確定させ、その後に現地での食費・交通費・観光費用を加算していくのが効率的です。
個人旅行の場合は自由度が高い反面、パッケージツアーと比較して費用管理が重要になります。
島巡りを計画している場合は、フェリー代や島間移動の費用も考慮に入れましょう。
| 費用項目 | 5泊7日の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 航空券(往復) | 15万円〜25万円 | 時期により変動大 |
| 宿泊費 | 5万円〜10万円 | 1泊1万円〜2万円 |
| 食費 | 3万円〜5万円 | 1日5千円〜1万円 |
| 現地交通費 | 1万円〜3万円 | 移動範囲による |
| 観光費用 | 1万円〜2万円 | 入場料・ツアー代 |
*参照:HIS
ギリシャ旅行を安く抑えるコツ
ギリシャ旅行の費用を抑えるには、渡航時期の選択が最も重要です。
4月から5月、10月から11月の肩シーズンは、気候も穏やかで観光に適しており、かつ料金も比較的リーズナブルです。
航空券は早期予約や経由便の利用で大幅に節約でき、直行便に比べて5万円から10万円程度安くなることもあります。
宿泊施設は、高級ホテルではなくゲストハウスやアパートメントタイプの宿を選ぶことで、1泊あたり3千円から5千円程度に抑えられます。
食事も地元の人が利用するタベルナやスーパーマーケットを活用すれば、観光客向けレストランの半額以下で楽しめます。
- オフシーズンや肩シーズンに旅行する
- 航空券は3ヶ月以上前に予約する
- 経由便や格安航空会社を利用する
- ゲストハウスやアパートメントに宿泊する
- 地元のタベルナやスーパーで食事する
- フリーパスや周遊券を活用する
- 観光施設の無料開放日を利用する
*参照:阪急交通社
海外旅行会社一覧ギリシャ旅行の交通費・宿泊費
ギリシャ旅行における交通費と宿泊費は、総予算の約7割から8割を占める主要な費用項目です。
これらをいかに効率的に管理するかが、旅行全体の費用を左右します。
特に航空券は予約時期や経由地によって価格差が大きく、宿泊費も都市部と島々、シーズンによって大きく変動するため、事前のリサーチと計画が重要です。
ギリシャへの航空券料金の目安
日本からギリシャのアテネまでの航空券は、直行便がないため最低1回の乗り継ぎが必要です。
往復で15万円から25万円が一般的な相場ですが、渡航時期によって大きく変動します。
ベストシーズンの7月から8月は30万円を超えることも珍しくありません。
一方、オフシーズンの11月から3月なら10万円台前半で購入できる場合もあります。
経由地はイスタンブール、ドバイ、ドーハ、パリ、フランクフルトなどが一般的で、経由時間が長いほど料金は安くなる傾向があります。
早期予約割引を利用すれば、通常料金より2万円から5万円程度安く購入できることもあります。
| 時期 | 往復航空券の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ハイシーズン(7月〜8月) | 25万円〜35万円 | 最も高額 |
| 肩シーズン(4月〜6月、9月〜10月) | 18万円〜25万円 | 気候良好でコスパ良 |
| オフシーズン(11月〜3月) | 12万円〜18万円 | 最も安価 |
*参照:HIS
ギリシャの現地交通費
ギリシャ国内の交通費は、訪問する都市や島の数によって大きく変わります。
アテネ市内の地下鉄・バス・トラムは1回券1.4ユーロ(約220円)、24時間券4.5ユーロ(約700円)と比較的リーズナブルです。
アテネから他都市への移動は、鉄道やバスが主要な手段となり、例えばアテネからデルフィへのバスは往復で約40ユーロ(約6,300円)程度です。
島への移動はフェリーが一般的で、アテネ(ピレウス港)からサントリーニ島までの高速フェリーは片道70ユーロから100ユーロ(約1万1千円から1万6千円)、通常のフェリーなら40ユーロから60ユーロ(約6,300円から9,500円)です。
| 交通手段 | 料金目安 | 備考 |
|---|---|---|
| アテネ地下鉄(1回券) | 1.4ユーロ(約220円) | 90分間有効 |
| アテネ24時間券 | 4.5ユーロ(約700円) | 全交通機関利用可 |
| アテネ〜サントリーニ(高速フェリー) | 70〜100ユーロ(約1.1万〜1.6万円) | 所要約5時間 |
| アテネ〜サントリーニ(通常フェリー) | 40〜60ユーロ(約6,300〜9,500円) | 所要約8時間 |
| タクシー(初乗り) | 1.3ユーロ(約200円) | 深夜・早朝は割増 |
*参照:阪急交通社
ギリシャのホテル料金の目安
ギリシャの宿泊費は、都市や島、施設のグレード、シーズンによって大きく異なります。
アテネの中級ホテルで1泊80ユーロから150ユーロ(約1万3千円から2万4千円)、高級ホテルなら200ユーロから400ユーロ(約3万2千円から6万3千円)が相場です。
サントリーニ島やミコノス島などの人気リゾート地は、ハイシーズンには同等クラスのホテルでも1.5倍から2倍の料金になります。
一方、ゲストハウスやホステルなら30ユーロから60ユーロ(約4,700円から9,500円)で宿泊でき、アパートメントタイプの宿は家族やグループ旅行に経済的です。
| 宿泊施設タイプ | 1泊の料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ホステル・ゲストハウス | 30〜60ユーロ(約4,700〜9,500円) | 個室・ドミトリー |
| 中級ホテル | 80〜150ユーロ(約1.3万〜2.4万円) | 清潔で快適 |
| 高級ホテル | 200〜400ユーロ(約3.2万〜6.3万円) | 設備充実 |
| リゾートホテル(島) | 150〜500ユーロ(約2.4万〜7.9万円) | シーズンにより変動大 |
*参照:阪急交通社
ギリシャ旅行の現地費用
現地での食事代や観光費用、お土産代などは、旅行スタイルによって自由に調整できる費用項目です。
ギリシャは西欧諸国と比べて物価が低めで、特に地元の人が利用する店を選べば、かなり経済的に楽しむことができます。
1日あたりの現地費用は5千円から1万5千円程度を目安に予算を組むとよいでしょう。
ギリシャの食事代の目安
ギリシャの食事代は、レストランのタイプによって大きく異なります。
地元の人が利用するタベルナなら、メインディッシュが8ユーロから15ユーロ(約1,300円から2,400円)、前菜やサラダが4ユーロから8ユーロ(約630円から1,300円)程度です。
観光地の高級レストランでは、同じメニューが2倍から3倍の料金になることもあります。
朝食はホテルに含まれていない場合、カフェでコーヒーとペストリーで5ユーロから8ユーロ(約800円から1,300円)、ランチは軽食なら5ユーロから10ユーロ(約800円から1,600円)で済ませられます。
スーパーマーケットで食材を購入すれば、さらに節約できます。
| 食事タイプ | 料金目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 朝食(カフェ) | 5〜8ユーロ(約800〜1,300円) | コーヒー+ペストリー |
| ランチ(軽食) | 5〜10ユーロ(約800〜1,600円) | サンドイッチ・ピタ等 |
| ディナー(タベルナ) | 15〜25ユーロ(約2,400〜4,000円) | 前菜+メイン+ドリンク |
| ディナー(高級レストラン) | 40〜80ユーロ(約6,300〜1.3万円) | フルコース |
| ビール(レストラン) | 3〜5ユーロ(約470〜800円) | 500ml程度 |
| ミネラルウォーター | 0.5〜1ユーロ(約80〜160円) | スーパーで購入 |
*参照:note
ギリシャ旅行の期間別・同行者別費用
旅行期間や同行者の人数によって、総費用や1人あたりの費用は大きく変わります。
長期滞在になるほど1日あたりの費用は抑えられる傾向があり、複数人での旅行なら宿泊費や交通費をシェアすることで経済的になります。
ここでは、代表的なパターン別の費用目安を紹介します。
ギリシャ旅行1週間の費用目安
1週間(5泊7日)のギリシャ旅行は、アテネと島を組み合わせた観光に最適な期間です。
総費用は1人あたり25万円から42万円が目安となります。
内訳は、航空券が15万円から25万円、宿泊費が5万円から10万円(1泊1万円から2万円×5泊)、食費が3万円から5万円(1日5千円から1万円×7日)、現地交通費が1万円から3万円、観光費用とお土産代で1万円から2万円程度です。
エコノミークラスで個人旅行なら25万円から30万円、ビジネスクラスや高級ホテル利用なら40万円以上になります。
| 旅行スタイル | 1週間の総費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| エコノミー(個人旅行) | 25万〜30万円 | ゲストハウス、地元の店利用 |
| スタンダード(個人旅行) | 30万〜35万円 | 中級ホテル、バランス型 |
| コンフォート(個人旅行) | 35万〜42万円 | 上級ホテル、快適重視 |
| ラグジュアリー | 50万円〜 | 高級ホテル、ビジネスクラス |
*参照:阪急交通社
ギリシャへの家族旅行の費用目安
家族4人(大人2人、子供2人)でのギリシャ旅行は、宿泊施設をアパートメントタイプにすることで費用を抑えられます。
総費用は80万円から120万円程度が目安です。
航空券は大人料金の75%程度の子供料金が適用される場合が多く、4人分で50万円から80万円程度です。
宿泊は家族部屋やアパートメントを利用すれば、1泊150ユーロから250ユーロ(約2万4千円から4万円)で済み、5泊で12万円から20万円程度です。
食事は自炊を組み合わせることで節約でき、4人分の食費は1日1万円から2万円、7日間で7万円から14万円程度です。
- アパートメントタイプの宿で宿泊費をシェア
- スーパーで食材を購入して一部自炊する
- 子供料金が設定されている施設を優先する
- ファミリー向けのフリーパスを活用する
- オフシーズンや肩シーズンを選ぶ
- 航空券は早期予約で子供料金を確保する
*参照:阪急交通社
ギリシャツアーと個人旅行の費用比較
パッケージツアーと個人旅行では、それぞれにメリットとデメリットがあります。
パッケージツアーは、航空券・ホテル・一部の食事・観光がセットになっており、5泊7日で25万円から40万円程度が相場です。
添乗員同行ツアーはさらに高額になりますが、言語の不安がなく効率的に観光できます。
一方、個人旅行は自由度が高く、工夫次第で費用を抑えられますが、すべて自分で手配する手間がかかります。
航空券とホテルのみを予約するダイナミックパッケージは、両者の中間的な選択肢として人気です。
滞在期間が長い場合や、マイナーな島を訪れたい場合は個人旅行がお得です。
| 旅行形態 | 費用目安(5泊7日) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| パッケージツアー | 25万〜40万円 | 手配不要、安心 | 自由度低い |
| 添乗員同行ツアー | 35万〜50万円 | 言語不安なし、効率的 | 高額、自由時間少 |
| ダイナミックパッケージ | 20万〜35万円 | 柔軟性あり | 現地手配は自己責任 |
| 完全個人旅行 | 18万〜42万円 | 自由度最高、節約可能 | 手配の手間大 |
*参照:HIS
海外旅行会社一覧ギリシャ旅行ならではの費用ポイント
ギリシャ旅行では、他のヨーロッパ諸国とは異なる独特の費用構造があります。
特に島々への移動費用や、季節による料金変動の大きさは特徴的です。
また、主要観光地であるアテネでは、効率的な予算管理が旅行の満足度を左右します。
ここでは、ギリシャ旅行特有の費用ポイントを解説します。
アテネ
ギリシャの首都アテネは、ほとんどの旅行者が訪れる玄関口であり、古代遺跡の宝庫です。
アテネでの滞在費用は、1日あたり80ユーロから150ユーロ(約1万3千円から2万4千円)が目安となります。
最大の費用項目は観光施設の入場料で、アクロポリスの入場券は20ユーロ(約3,200円)、アクロポリス博物館は10ユーロ(約1,600円)です。
ただし、共通券(30ユーロ、約4,800円)を購入すれば、アテネの主要7遺跡に5日間入場できるためお得です。
宿泊費は中心部のプラカ地区で80ユーロから150ユーロ(約1万3千円から2万4千円)、少し離れたエリアなら50ユーロから80ユーロ(約8,000円から1万3千円)で快適なホテルが見つかります。
交通費は24時間券(4.5ユーロ、約700円)を利用すれば市内観光に十分です。
| 項目 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| アクロポリス入場券 | 20ユーロ(約3,200円) | 単独券 |
| アテネ主要遺跡共通券 | 30ユーロ(約4,800円) | 7遺跡・5日間有効 |
| アクロポリス博物館 | 10ユーロ(約1,600円) | 11月〜3月は5ユーロ |
| 国立考古学博物館 | 12ユーロ(約1,900円) | 冬季は割引あり |
| 地下鉄24時間券 | 4.5ユーロ(約700円) | 全交通機関利用可 |
| 空港〜市内(地下鉄) | 9ユーロ(約1,400円) | 片道・90分有効 |
*参照:阪急交通社
まとめ
ギリシャ旅行の費用は、5泊7日で1人あたり25万円から42万円が目安となります。
航空券と宿泊費が総費用の大部分を占めるため、渡航時期の選択と早期予約が費用節約の鍵です。
肩シーズンの4月から5月、10月から11月を選べば、ベストシーズンと比べて30%から40%程度費用を抑えられます。
現地での食事は地元のタベルナを利用し、宿泊はゲストハウスやアパートメントを選ぶことで、さらに経済的な旅行が可能です。
アテネでは共通券を活用し、島への移動は通常フェリーを選択するなど、工夫次第で質を

