格安スマホ、格安SIMは名前の通り、月額料金が格安のスマホ(SIM)のことです。
格安スマホ(SIM)とは何か?
何故、格安スマホ(SIM)は大手キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)より月額料金が安いのか?
乗り換える前に知っておくべき格安スマホ(SIM)のデメリットとは?
格安スマホ(SIM)に関する疑問について徹底解説します。
格安スマホ(SIM)とは?
格安スマホとは、月間料金が大手キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)に比べて安く使えるスマホのことです。
スマホに安価なSIMカードを挿して使う事から、格安SIMと呼ばれることもあります。
SIM(シム)とは、スマホの電話番号等が入ったSIMカードのことです。
何故、格安スマホは大手キャリアより料金が安いのか?
格安スマホサービスを提供する会社は200以上あると言われますが、何故、大手キャリアより電話料金を安くできるのでしょうか?
それは、大手キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)から回線を借りているからです。
格安スマホ会社は自分で設備投資をする必要がない、また、大手キャリアと違い、実店舗を持たない為、安く提供できます。
格安スマホ(SIM)の種類
格安スマホ(SIM)は大手キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)の回線を使います。
格安スマホ(SIM)のプラン
従って、以下の3つのプランがあります。
・au(A)プラン
・ドコモ(D)プラン
・ソフトバンク(S)プラン
キャリアと紐づけ(SIMロック)されたスマホ本体の場合、auのスマホではau回線、ドコモのスマホはドコモ回線、ソフトバンクのスマホはソフトバンク回線しか使えません。
これは、SIMロック解除してフリーのSIMカードを使える場合もそうです。
そして、格安スマホ(SIM)会社によって使える回線は異なります。
さらに、回線によって料金が異なります。
格安スマホ(SIM)会社が3つの回線を扱っているわけではありません。
従って、乗り換える前にその格安スマホ(SIM)会社では、どの回線を扱っているかを確認する必要があります。
SIMフリースマホ
キャリアに紐づけされていない、SIMロックのないスマホをSIMフリースマホといいます。
SIMフリースマホは基本的にどのキャリア回線も使えます。
但し、SIMカードの種類によって使える回線の制約があります。
SIMカードの種類
SIMカードは大きさが3種類あります。
・SIMカード
・マイクロSIMカード
・nanoSIMカード
そして、スマホの機種によって挿入できるSIMカードの種類(大きさ)が決まっています。
従って、キャリアで使っていたスマホやSIMフリースマホがその格安スマホ(SIM)で使えるかどうかを事前に確認する必要があります。
格安スマホ(SIM)の料金プラン
格安スマホ(SIM)の料金は以下の3種類です。
・データ通信のみ
・データ通信+SMS
・データ通信+音声通話
データ通信のみ
音声通話はしない、インターネットの閲覧等ネットに接続するだけの場合は、通信データのみの契約になります。
データ通信は容量によって1GB、2GB、3GB~の種類があり、容量が多いほど料金も高くなります。
データ通信+SMS
SMSとはショートメールです。
ネットでアプリ等の確認にSMSが必要にある場合があります。
通信データにSMSを加えたプランです。
データ通信+音声通話
インターネットだけでなく、音声通話はしたい方のプランです。
通話料金は20円/30秒です。
格安スマホ(SIM)によっては「かけ放題プラン」が用意されています。
格安スマホ(SIM)かけ放題[無制限・10分・5分・3分]~料金・解約金を徹底比較[最新]
格安スマホのメリット
格安スマホの最大のメリットはキャリアに比べて料金が安いということです。
但し、それには自分の使用状況に合わせたプランを選ぶ必要があります。
・月間に使用するデータ通信はどれくらいか?
・月間に使用する通話時間はどれくらいか?
次に格安スマホのデメリットを見ていきます。
格安スマホのデメリット
格安スマホのデメリットは次の2点です。
・通信速度がキャリアに比べて遅い
・通話品質がキャリアに比べてに比べて低い場合がある。
通信速度
格安スマホは大手キャリアから回線を借りています。
そして、その回線をユーザーに貸しています。
この回線の容量とユーザーが使う使用量のバランスが狂うと、通信速度が遅くなります。
特に朝、昼、夜など使用する人数が多い時間帯はそれが顕著です。
ネットには各格安スマホ(SIM)の通信速度を比較した情報が掲載されてますが、通信速度は調査する時期、時間帯及びプランによっても異なりますので、サイトによって順位はバラバラです。
以前は通信速度が速いと評判の格安スマホ(SIM)が、ユーザーの拡大で遅くなることもあります。
但し、確実に言えることは、ソフトバンクグループのY!mobileとauグループのUQmobileは他の格安スマホ(SIM)会社に比べて速いです。
通信速度にこだわるなら、Y!mobileとUQmobileがオススメです。
通話品質
格安スマホの通話は大半、電話アプリを使います。
結果、通常の電話より品質が劣る場合があります。
特にIP電話の場合は、ネット環境によっては通話がスムーズにいかない場合があります。
格安スマホ(SIM)の乗り換え手順
格安スマホ(SIM)の乗り換え手順はキャリア同士で乗り換える場合と基本的に同じです。
乗り換えのパターン
乗り換えのパターンは次の3通りです。
・キャリア⇒キャリア
・キャリア⇒格安スマホ(SIM)
・格安スマホ(SIM)⇒格安スマホ(SIM)
乗り換え手順
①元の携帯電話会社を解約⇒乗り換え(MNP)手数料を支払い、予約番号を入手
②乗り換える格安スマホ(SIM)と契約
乗り換えにかかる費用
乗り換えにかかる費用は以下ののものです。
※キャリア間の乗り換えと同じです。
・元の携帯電話会社を解約する時の解約金。
※更新月に解約すると0円
・MNP手数料:2000円+税
・格安スマホ(SIM)に契約する時の事務手数料
キャンペーン
大手キャリア間の乗り換え同様、格安スマホ(SIM)への乗り換え時に乗り換えキャンペーンを実施している会社もあります。
また、新規契約キャンペーンを実施している格安スマホ(SIM)会社もあります。
どの格安スマホ(SIM)会社にするかに迷った時は、最終的にキャンペーンで決めるのもありです。
音声通話SIM+10分かけ放題プラン料金比較一覧表
格安スマホ・格安SIM業者(MVNO)の代表的なプランである音声通話プラン(通話+SMS+データ通信3GB)+10分かけ放題(オプション)の料金比較一覧表です。
※料金は月額(税別)
※Y!mobileのプランには10分かけ放題料金があらかじめ含まれています。
格安スマホ | 音声通話 | 10分かけ放題(*1) | 合計金額 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
UQモバイル | ||||
1,980円 | 700円(20円) | 2,680円 | ⇒UQモバイル | |
Y!mobile(ワイモバイル) | ||||
2,680円 | -(20円) | 2,680円 | ⇒Y!mobile | |
BIGLOBEモバイル | ||||
1,600円 | 830円(9円) | 2,430円 | ||
mineo(マイネオ) | ||||
1,510円*7 | 850円(10円) | 2,360円 | ⇒mineo | |
LINEモバイル | ||||
1,480円 | 880円(10円) | 2,360円 | ⇒ LINEモバイル | |
OCNモバイルONE | ||||
1,480円 | 850円(10円) | 2,330円 | ⇒OCNモバイルONE | |
IIJmio(みおふぉん) | ||||
1,600円 | 830円*5(10円) | 2,430円 | ⇒IIJmio | |
イオンモバイル | ||||
1,580円*8 | 850円(10円) | 2,430円 | ⇒イオンモバイル | |
楽天モバイル | ||||
2,980円*9 | -(0円) | 2,980円 | ⇒楽天モバイル |
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