Amazonや楽天の口コミレビューを見ると、光目覚まし時計inti4を使ったが「起きれない」「効果ない」という口コミがあります。
しかし、光目覚まし時計に関する知識と正しい使い方を実践することで、効果を実感できる可能性があります。効果的な正しい使い方とは?

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光目覚まし時計inti4で何故「起きること」が出来るのか?

光目覚まし時計inti4

光目覚まし時計とは「音」ではなく「光」で起きる目覚まし時計です。

なぜ、「光」で「起きる」ことが出来るのか?
このことをしっかり理解しておくことが正しい使い方につながり、効果を実感するのに役立ちます。

朝、強い日差しを浴びると次のことが起きます。

●体内時計がリセットされる
●セロトニンが分泌される
●夜暗くなると、セロトニンがメラトニンに変わる

体内時計がリセットされる

人類は、朝、日の出とともに起き、日が沈むと寝るという生活を古来より長年続けてきました。

そして、人間は体内時計(サーカディアンリズム・概日リズム)があり、24~25時間のリズムで生活しています。
※体内時計のリズムは人によって個人差があります。

朝、1日は24時間、体内時計は24~25時間、朝に強い光を浴びるとこのズレをリセットすることが出来ます。

即ち、「日の出とともに起き、日が沈むと寝る」という事です。
※「日が沈むと寝る」というのには、現実性がありませんが、「日の出とともに起きる」ことは可能です。

セロトニンが分泌される

セロトニンは目覚めを促す脳内物質です。
2,500ルクス以上の明るい光を目から浴びると活性化します。

即ち、「2,500ルクス以上の明るい光を目から浴びる」⇒「セロトニンが分泌」⇒自然と目が覚める。

夜暗くなると、セロトニンがメラトニンに変わる

メラトニンは睡眠を促すホルモンです。
※睡眠ホルモンと呼ばれます。

夜、眠くなるのはメラトニンの働きです。
メラトニンはセロトニンを原料に生成されます。

即ち、朝、強い光を浴びないと、セロトニンの分泌は少なく、夜暗くなっても、生成されるメラトニンの量は少なくなります。

そうなるとどうなるか?

夜、眠くならない=眠れない、といった症状が起こり。
夜更かし⇒朝寝坊、の悪循環に陥る可能性があります。

朝、強い光を浴びることは、朝の目覚めを良くするだけでなく、夜に眠気を誘い、良質な睡眠を取る上で大事なことなのです。

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光目覚まし時計inti4で効果を得る為の正しい使い方

光目覚まし時計inti4で「朝、スッキリ起きれる」効果を実感するには、次の点に注意する必要があります。

●2,500ルクス以上の明るい光を浴びる
●明るい光を目(網膜)から浴びる
●目覚めてからすぐに5分~30分程明るい光を浴びる

2,500ルクス以上の明るい光を浴びる

ルクスは明るさを計る照度の単位です。

一般的に2500ルクス以上の明るい光を浴びると効果があると言われています。

但し、照度は光源から離れれば離れる程、弱くなります。
1m以上の場合、距離がn倍になると、照度は1/nの2乗になると言われています。

例えば、光源から1mの所で照度が5,000ルクスだったとしましょう。
これが2mになるとどうなるか?
5,000ルクス×1/4=1,250ルクスです。

光目覚まし時計inti4では、顔から20㎝程度のところから光を浴びることを推奨しています。

顔に位置で2,500以上ルクス以上の明るさを必要です。
1m未満の場合、上記の「逆2乗の法則」は適用しないようですが、私が実際に光目覚まし時計inti4の照度を計ったところ以下のようになりました。

光源から約2㎝:25,000ルクス以上
光源から約20㎝:2,500ルクス以上

距離が10倍で約1/10です。
光源から距離が1m未満の場合、距離がn倍になると照度は元の1/nになるのかもしれません。
※憶測です。

何を言いたいかというと、元々の照度が2,500ルクスでは話にならないということです。

5,000円前後の安い光目覚まし時計は照度の記載がないか、記載があっても低い照度です。

セロトニンの分泌を促したり、体内時計をリセットする効果は期待できないので注意しましょう。

光目覚まし時計inti4は顔から20㎝程度の所に設置します。

明るい光を目(網膜)から浴びる

ここも大事なポイントです。
「目(網膜)」から光を浴びる必要があります。
但し、光目覚まし時計inti4は目に優しいLEDライトを使用していますが、至近距離から光目覚まし時計inti4の光を直視するのはNGです。

従って、光目覚まし時計inti4を顔に向ける必要あります。
私は最初、光目覚まし時計inti4を顔から50㎝以上離れた場所で、方向も「光を顔に向けると良くない」と勝手に考え、別の方向に向けていました。
それでも使い始めは目が覚めたのですが、その内、効果を感じなくなりました。

そこで説明書を改めて読んで、大事なポイントに気が付きました。

・顔から約20㎝のところに光目覚まし時計inti4を置く
・光目覚まし時計inti4に向ける

この場合、上向きで寝た状態で正面から光が当たるのが理想です。

私の場合、その環境にないので、斜め上から顔に当たるところに設置しています。

光目覚まし時計inti4は壁掛けのフックがあるのですが、使っていません。(というか使える場所がありません。)

光目覚まし時計inti4は90度後ろに倒すことが出来ますが、前にや横には倒せません。
前や横に倒すことが出来れば使いやすいのですが。

それと、顔の真横あたりに光目覚まし時計inti4を置いたこともありました。
しかし、朝、起きると顔が反対側に向いていて、光目覚まし時計inti4の光に気が付きませんでした。

やはり、上からが良いです。

尚、布団を頭からかぶる人は、光が当たらないので全く効果がありません。
その状態で光目覚まし時計inti4に効果を期待するのには無理があります。

目覚めてからすぐに5分~30分程明るい光を浴びる

光目覚まし時計inti4を使って「効果ない」という方には、起きたら電源を切っている方が多いのではないでしょうか?

私も最初はそうでした。

しかし、起きてから30分、光目覚まし時計inti4の光を浴びるようにしたところ、頭というか体が覚醒することに気が付きました。

そもそも、毎日、20分程度日光を浴びることは、健康(特に骨の健康や子供の成長)に欠かせません。

しかし、冬場は日の出が遅いですし、夏場であっても雨や曇りの日は、強い光を浴びる事が出来ません。

その点、光目覚まし時計inti4なら1年365日、季節や天候に左右されず、朝に強い光を浴びることができます。

「光目覚まし時計inti4で効果を得る為の使い方」をまとめると以下になります。

「光目覚まし時計inti4で効果を得る為の正しい使い方」まとめ

2,500ルクス以上の明るい光を浴びる

・顔から20㎝程度離れた場所に光目覚まし時計inti4を設置。
・顔に当たる明るさ(照度)は2,500ルク以上
※光目覚まし時計inti4は2,500ルク以上の光が顔に当たります。

明るい光を目(網膜)から浴びる

・顔の正面に光が当たる位置に光目覚まし時計inti4を設置する。
・横向きに寝ない。横向きに寝る場合は、顔が向いている向きに光が当たるよう光目覚まし時計inti4を設置する。
・布団を頭からかぶると光が届かないので意味がない。

目覚めてからすぐに5分~30分程明るい光を浴びる

ここは大事なポイントです。

光目覚まし時計inti4を点灯させると30分たつと自動で灯りが消えます。
※時間の設定はできません。

光目覚まし時計inti4のHPには「5分~30分」とありますが、20分以上浴びるのが理想です。

朝から外に出て強い日差しを浴びることが出来るのであれば、この時間は短くて良いと思います。

但し、トータルで20~30分が目安になります。

光目覚まし時計inti4で「効果ない」と感じる時に知っておくべき事

前述の「光目覚まし時計inti4で効果を得る為の正しい使い方」をやっているが、「効果ない」という方は、以下の点もチェックしてみてください。

●毎日続ける
●3ヵ月は続ける
●睡眠障害の原因が別にある
●睡眠時間が短い

毎日続ける

「毎日続ける」ことは何事においても大事です。

3ヵ月は続ける

「毎日続ける」ことに続いて大事なのが、それを継続することです。
効果が出るまでの時間には個人差があるので、1日で効果がある人も時間がかかる人もいます。

光目覚まし時計inti4には3か月間の返金保証がついていますので3ヵ月続け見ましょう。
※返金保証には条件があります。公式サイト等でご確認下さい。

間違った使い方をしていても効果は出ません。
正しい使い方をした上で、毎日、継続して使いましょう。

睡眠障害の原因が別にある

光目覚まし時計inti4の役割は、朝に強い光を浴びる事で、セロトニンの分泌を促す(=夜暗くなるとメラトニンに変化)、体内時計のリセットです。

しかし、「朝起きれない」「目覚めがスッキリしない」原因は様々です。
光目覚まし時計inti4の役割以外に睡眠障害の原因がある場合、効果が出ない可能性があります。
※これに関しては光目覚まし時計inti4に同封されている「睡眠改善インストラクターが教える人生が変わる睡眠読本」に触れられていますので、参考になるでしょう。

睡眠時間が短い

別の原因の1つが「睡眠時間が短い」ということです。
私は最初、光目覚まし時計inti4は睡眠時間に関わらず、セットした時間に起きれるものだと思っていました。

しかし、これは誤解でした。
光目覚まし時計inti4の説明の中で「7時間以上の睡眠」が推奨されていました。

私はそれを5時間の睡眠時間でやろうとしていました。

光目覚まし時計inti4を使っても短時間睡眠ができるわけではないので、ご注意下さい。
▶公式サイト⇒光目覚ましinti4(起立性調節障害)