スマホやモバイルWiFi(ポケットWiFi)等でインターネットに接続し、ゲームや動画、zoom、アプリなどを快適に使うのに必要な通信速度はどれくらいなのでしょうか?
また、通常、データ通信量が月間契約量を超えると、速度制限がかかります。
その場合、何が出来て何が出来ないのでしょうか?
そこで、ゲーム(ps4・スイッチ)・動画(YouTube・Netflix)・zoomなどのWeb会議・ビデオ動画・LINE・インスタグラム等をパソコンやスマホで快適に使う為に必要な通信速度の目安をまとめてみました。

通信速度とは?

インターネットの「通信速度」とは、1秒間に送受信可能なデータ量のことです。
※「通信速度」は「転送速度」や「回線速度」と呼ばれることもあります。

「通信速度」はダウンロードとアップロードの2種類があります。

●下り(ダウンロード):WEBサイトの閲覧、動画の視聴など
●上り(アップロード):メールの送信、画像のアップロード、ブログ記事の投稿など

通信速度

通常、通信速度は、「下り」>「上り」です。
大事なのは「下り」の通信速度です。

通信速度の単位

通信速度でよく目にするのは、Gbps、Mbps、kbpsです。
これらに共通している「bps(ビーピーエス)」は、「Bit per second」の略で、1秒間に(per second)に送受信できるデータ量(bit)をあらわす単位です。

数値が大きいほど、通信速度が速くなります。

bit(ビット)とは、コンピューターが扱う情報の一番小さな単位です。

●1Gbps=1000Mbps
●1Mbps=1000kbps
●1kbps=1000bps

データ通信量の単位

通信速度とよく似た単位にデータ通信量の単位があります。
8bit=1bite(バイト)

●1GB(ギガバイト)=1000MB
●1MB(メガバイト)=1000kB
●1KB(キロバイト)=1000B

※データ通信量について詳しくは別記事をご参照ください。

通信速度を決める要因

例えば、インターネットで動画などのサービスを快適に楽しむ為には以下の要因

●そのサービスに必要な通信速度
●利用する通信回線の通信速度
●エリアの問題
●利用する通信機器(モバイルルーターなど)
●通信環境(電波がちゃんと届くか)
●有線か無線(WiFi)か?

そのサービスに必要な通信速度

これに関しては後述します。⇒快適なインターネットに必要な通信速度の目安

利用する通信回線の通信速度

インターネットの通信速度には、インターネットで何をするかによって必要な通信速度以外に利用する通信回線によって限界のある最大通信速度があります。

最大通信速度とは?

インターネット回線やモバイルWiFi(ポケットWiFi)の公式サイトでよく目にするのが「下だり最大●●Mbps」といった「最大●●」と言う言葉です。

「最大●●」とは、「理論上通信可能な速度」のことで、「ベストエフォート」のことです。

実際の通信速度はその回線の利用者数や利用時間帯によって異なってきますが、混雑時を除き、無線(WiFi)実測値は公表値の30%程度、光回線の有線LANは60%程度と考えられます。

最大通信速度の事例

以下は一例です。
※公式サイトに記載の数値

通信回線下り最大通信速度
NURO光*2Gbps
BIGLOBE光*1Gbps
BroadWiMax**1.2Gbps
UQWiMax**440Mbps
WiMax*313.3Mbps
BIGLOBEモバイル958Mbps*4
Y!mobile(LTE)75Mbps
Y!mobile(3G)21Mbps
ADSL50Mbps

*:光回線
**:WiMax2+、BroadWimaxの通信速度はモバイルWiFiルーター「Speed Wi-FiNEXT W06」の場合
*3:WiMax回線のサービスの提供は2020年3月に終了
*4:Aタイプ(au回線)、Dタイプ(ドコモ回線)は1,288Mbps

エリアの問題

インターネット回線は各エリアに設置された基地局からの送信になります。
従って、従って、そのエリアに基地局がなければ、電波は届かなくなります。

通信回線を利用する場合には利用エリアをチェックする、あるいは、電波が通じるエリアが広範なサービスを利用することが大事です。

利用する通信機器(モバイルルーターなど)

無線回線(WiFi)の場合、モバイルルーターなどの通信機能によっても通信速度に差が出ます。

通信環境(電波がちゃんと届くか)

スマホを含め、無線回線(WiFi)の場合、通信速度が速い=周波数が高いです。

例えば、3G <LTE(4G) <WiMax2
の順に周波数が高くなります。

●LTE(4G):700~900MHz
●WiMax2:2,500MHz

周波数が高いほど、直進性が高くなますが、逆に屋内や山間部、コンクリートなどでは電波が届きにくくなります。

有線か無線(WiFi)か?

有線の場合はロスが多くないですが、無線(WiFi)の場合はロスが大きくなります。

家に固定回線を引いて無線LAN(WiFi)にした場合、無線ルーターの性能(規格)によっても通信速度は変わってきますが、有線LANより確実に通信速度は遅くなります。

それではいよいよ、快適なインターネットに必要な通信速度の目安を見ていきましょう。

快適なインターネットに必要な通信速度の目安

以下はいずれも「下り」の通信速度のざっくりとした目安です。

ゲーム

オンラインゲームをするのに必要な通信速度の目安は10Mbps以上です。

●ps4:30Mbps
●スイッチ(Nintendo Switch):20Mbps

尚、オンラインゲームは通信速度よりもPING値が大事です。

動画

動画に必要な通信速度の目安は画質によって異なってきます。

●YouTube(360p/中画質):0.5~1Mbps
●YouTube(720p/超高画質):2~3Mbps
●YouTube(1080p/HD画質):5~10Mbps
●4k・Netflix:30Mbps

LINEビデオ通話

LINEビデオ通話に必要な通信速度の目安は3Mbpsです。

zoomなどのWeb会議

zoomなどのWeb会議に必要な通信速度の目安は10Mbpsです。

WEBサイト閲覧

WEBサイトはサイトによって異なりますが、通常、閲覧に必要な通信速度の目安は1Mbpsです。

メール受信・LINE

メール受信、LINEなどに必要な通信速度の目安は100kbps~1Mbpsです。

速度制限で通信速度が128kbsに制限された時に出来ることは、テキストベースのメール受信、LINEなどに限られます

インスタグラム閲覧

同じSNSでもInstagram(インスタグラム)は画像が多いので、インスタの閲覧に必要な通信速度の目安は3Mbpsです。

但し、動画の視聴や画像・動画のアップにはそれ以上必要です。

通信速度の測り方

通信サービスを提供する業者の公表している「最大速度●●」は理論値です。
実際の通信速度は3割程度です。

但し、通信時間帯や通信環境や通信機器等によっても通信速度は異なってきます。

現在、どれくらいの通信速度が出ているかは通信速度を測れるソフト(アプリ)で実際に測るのが一番です。

実際の通信速度が遅くて、ゲームや動画視聴に支障が出ている場合は、そのサービスを変更する必要があるかもしれません。

パソコンでゲームをしている場合

パソコンでゲームをしている場合、インターネット回線スピードテスト【USEN GATE 02】がオススメです。
用途別回線スピード判定結果も出ます。

スマホでゲームをしている場合

スマホの速度測定アプリは色々ありますが、ドコモスピードテストやSPEEDCHECKがオススメです。

PS4でゲームをしている場合

PS4に備え付けられている速度測定が利用できます。

スイッチ(Switch)でゲームをしている場合

スイッチに備え付けられてい速度測定が利用できます。

xbox oneでゲームをしている場合

xboxに備え付けられてい速度測定が利用できます。

快適なインターネットに必要な通信速度の目安一覧表

以上みてきた快適なインターネットに必要な通信速度の目安を一覧表にまとめてみました。
※いずれも下りの通信速度のざっくりとした目安です。

通信速度の目安
ゲーム10Mbps以上/ps4:30Mbps/スイッチ(Nintendo Switch):20Mbps
動画YouTube(360p):1Mbps/YouTube(720p):3Mbps/YouTube(1080p):10Mbps/4k・Netflix:30Mbps
LINEビデオ通話3Mbps
zoomなどのWeb会議10Mbps
WEBサイト閲覧1Mbps
メール受信・LINE100kbps~1Mbps
インスタグラム閲覧3Mbps

以上のことから、実測で通信速度が30Gbps以上あれば、ゲームや動画などを快適に楽しむことが可能と言えそうす。