現在、電気は関西電気、ガスは大阪ガスと契約しているのだが、大阪ガスからしばし、大阪ガスの電気のキャンペーン案内が郵送されてくる。
Amazonプライムの年会費を大阪ガスが負担。さらに今ならAmazonギフト券も付いてくるとか。
私はAmazonプライムを使っているので、少なくともAmazonプライムの年会費は得になる。
実際、関西電気+関西ガスと大阪ガス+大阪ガスの電気とではどっちが得なのか?
シミュレーションをしてみた。
大阪ガスの電気ご愛顧感謝キャンペーン
大阪ガスの電気と言えば、上戸彩さんのCMが現在流れています。
大阪ガスの電気の申込100万件突破記念と題してご愛顧感謝キャンペーン[第2弾]を実施中です。
期間は2019年4月16日から5月31日まで。
この時期は引越が多い時期ということもあるのでしょう。
ご愛顧感謝キャンペーンなので、元々大阪ガスと契約している人が対象のようです。
キャンペーン内容
①大阪ガスの電気を新規契約で大阪ガスの電気の基本料金が半年半額!
②大阪ガスの電気「スタイルプランP」新規契約時にAmazonギフト券3,000円分プレゼント!
※マイ大阪ガス登録が必要。
詳しく見ていきます。
電気の基本料金とは?
関西電力の電気料金の内訳は以下になっています。
①最低料金+②電力量料金±③燃料費調整額-④口座振替割引料+⑤再生エネルギー発電促進賦課金
①最低料金が基本料金になります。
私の契約(従量電灯A)では月334円。
6ヶ月で約2,000円。
スタイルプランPとは?
大阪ガスの電気料金メニュー(プラン)は細かく分かれています。
我が家に関係のあるのは次の2メニュープラン。
●ベースプランA-G
一般の家庭で大阪ガスの都市ガスとセットでお使いのお客様向け
●スタイルプランP
おトクな電気料金+Amazonで暮らしを便利・快適にしたいお客さま向け
各々の料金をシミュレーションしてみました。
料金シミュレーション結果
電気資料量又は電気料金を入力しして試算します。
使用量は関西電力の「はぴeみる電」の会員なのでネットで確認できます。
過去1年間の電気使用量を入れるとあります。
記入欄は1月から12月。
これはどう考えれば良いのか?
現在分かっている電気使用量は3月分まで。
過去1年ということは、2018年4月から2019年3月までの電気使用量を入れれば良いのか?
それとも、2018年1月から2019年12月までの電気使用量を入れれば良いのか?
少々不親切です。
「複数月の電気使用量を入力した方がより正確に出る」といった但し書きあるので、2018年4月から2019年3月までの電気使用量を入力することにする。
ベースプランA-G
現在よりも電気料金が6481円お得と出た。
従量電灯A(現状)155,647円⇒大阪ガスの電気149,166円
しかし、私が実際に過去1年間に支払った電気料金の合計は153,602円。
シミュレーション結果の方が2,000円多い。
あくまでも推定値だというが、釈然といかない。
下駄を履かして、その分安く見せかけているような。
2,000円を差し引くと4,481円安くなる計算だ。
スタイルプランP
現在、Amazonプライムを使っているので、スタイルプランPでもシミュレーション。
結果は4,697円お得と出た。
159,547円⇒154,850円
これは現在の電気料金+Amazonプライムの年会費と大阪ガスの電気とを比較した場合だ。
※スタイルプランPにはAmazonプライムが付いてくる。
現状の159,547円からAmazonプライムの年会費3,900円を引くと155,674円。これは、前述のベースプランA-Gの推定値と同じで、現状より2000円多い。
ベースプランA-GとスタイルプランPではどちらが得なのか?
ベースプランA-Gでは年間6,481円得。
但し、2019年以降、Amazonプライムの年会費は1000円値上げするので、差引5,481円得。
一方、スタイルプランPの場合はどうか。
4,697円が得。
さらに、期間限定でAmazonギフト券3,000円分ももらえる。
それと、Amazonプライムの年会費は2019年5月から1,000円アップする予定なのでその分もお得だ。
Amazonプライムを契約している現状では、スタイルプランPの方が得だ。
しかし、落とし穴があった。
解約金
それは解約期間の違い。
ベースプランA-Gに解約期間の縛りはないが、スタイルプランPはAmazonプライムが1年更新なので1年未満に解約すると解約金が発生する。
残存期間1か月あたり325円を乗じた金額がかかる。
結局どっちが得か?
現状で大阪ガス+Amazonプライムを利用中で1年以内に解約しないということであれば、スタイルプランPが得。
実際の金額と推定値に2,000円の差があるので、釈然としないが、4,697円+1,000円(Amazonプライムの年会費値上げ分)+基本料金半年分(約2000円)+Amazonギフト券3,000円の合計10,000円強が1年目は得。
2年目以降は4,697円+1,000円(Amazonプライムの年会費値上げ分)で約5,697円得。
2年目以降ではわずかにスタイルプランPが得だ。
次に関西電力+関電ガスのケースをシミュレーションしてみる。
関西電力+関電ガスキャンペーンの内容
大阪がガスでは、現在「なっトクパック」キャンペーンを実施中だ。
期間は2019年1/4から4/30まで。
対象は、期間中に関電ガス「なっトクプラン」に申込を行い、供給開始から1年以上契約の方。
関西電力の公式サイトを見るとやや、ややこいしい。
「なっトクパック」、「なっトクプラン」、「なっトクでんき」、さらには「まとめてなっトクキャンペーン」まであって訳が分からない。
とにかく、今なら関電ガス「なっトクプラン」申込で、最初の2ヵ月分の基本料金が0円になるらしい。
関電ガス「なっトクプラン」は、大阪ガスと都市ガス契約をされている方が対象。
即ち、大阪ガスを狙い打ったプランである。
現在、大阪ガスの基本料金は3,725円(一定)だが2ヵ月7,450円も得するのか?
しかし、キャンペーンの案内には「基本料金は1ヶ月の使用量により異なります」とあり、基本料金が変動する。
とりあえず、シミュレーションしてみることにする。
関西ガスのシミュレーション
関西電力の公式サイトには、「月間使用量31の場合、年間約9,500円おトク!」とある。
さらに「ガスと電気合わせて12,400円おトクにも!」と。
我が家のガス料金の平均は50m3なので、それ以上安くなる可能性がある。
操作が分かりにくい
シミュレーションは「電気+ガス」と「ガスのみ」の2通りがある。
「電気とガスまとめてシミュレーション」を選択。
「はぴeみる電」会員さま、お支払い方法が口座振替またはクレジットカード支払いのお客さまについては、過去のお客さまの電気使用実績をもとにシミュレーション
することができます。
私はクレジットカード払いなので「口座振替・クレジットカード払いの方はこちら」をクリック。
マイページが開く。
振り出しに戻った感じ。
これからどうすれば良いのか?
不親切だ。
マイページのサイドメニューの「ご契約メニュー変更シミュレーション」をクリック。
シミュレーションをすると、「メニューを見直された場合」とあり、「なっトクでんき」、「eおトクプラン」、「eスマート10(ガスセット割引2%適用) 」、「「eスマート10」とあり、各々、現在の電気料金よりいくら安くなるかが表示。
これだけではさっぱり分からない。
「関電ガスとセットにした場合のシミュレーションはこちら」をクリック。ガスの使用量を入力。
但し、1ヶ月のみ。
シミュレーション結果
結果は以下の通り。
お客様におすすめのプランは
電気:なっトクでんき
ガス:なっトクプラン
現在よりも16,697円おトク
内訳は電気料金とガス料金に分かれている。
●電気料金:6,880円お得
従量電灯Aから「なっトクでんき」に変更
●ガス料金;9,817円お得
大阪ガス一般料金から「なっトクプラン」に変更。
大阪ガスの料金が随分と安くなる。
本当にそうなのか?
ここで、内容が不明だった「なっトクでんき」と「なっトクプラン」という言葉が再度出てきたので、詳しく見てみる。
「なっトクでんき」とは?
「なっトクでんき」は、関電ガス「なっトクプラン」とセットで当社の電気をお使いいただく、主にご家庭などのお客さま向けのメニューです。
「なっトクプラン」とは?
大阪ガス「一般料金」から関電ガスに変更。
「なっトクパック」とは?
「なっトクパック」は、「なっトクでんき」と「なっトクプラン」を組み合わせたものです。
契約期間のしばりがある。
「なっトクでんき」・「なっトクプラン」・「なっトクパック」の違い
まとめるとこうなるみたいだ。
◇なっトクプラン:大阪ガスから関電ガスに変更
◇なっトクでんき:関西電力+大阪ガス以外から関電ガスに変更
◇なっトクパック:関西電力+関電ガス(大阪ガスから変更)
私の場合は、「なっトクパック」になるようだが。
※推測です。
いずれにしても、関西電力の公式サイトは説明不足で不親切。
分かりにくい。
但し、我が家の大阪ガスの料金は一般料金からオプション割引があり、2019年3月分は「一般料金に比べて2,324円お得です」とあり、毎月2000円~3000円安い。
月2000円とすると年間24,000円。
大阪ガスの割引を考慮すると、関西電力の「なっトクパック」にメリットはない。
関西電気+関西ガスVS大阪ガス+大阪ガスの電気どっちが得?
結局、関西電気+関西ガスと大阪ガス+大阪ガスの電気ではどちらが得なのか?
我が家の場合は、関西電気+関西ガスに軍配が上がった。
関西ガスと大阪ガスの電気のメリット・デメリットを調べると、一般的に「大阪ガスの電気は関西電力の電気料金に比べて大して安くならない」「月々の電気使用量が少ないと逆に高くなることもある」と言われているようで、これが大阪ガスの電気のデメリットとなる。
月平均5000円以上の電気料金が5,000円以上の場合は、安くなるメリットがあり我が家はこれにあたる。
そこで第3の選択だ。
電気料金が関西電力より新電力と契約するというもの。
我が家の場合は大阪ガス+新電力会社といった具合だ。
これについては次回記事にする予定です。