SIMフリースマホ*1を購入するには、本体単体で購入する方法と、MNP(乗り換え)時にスマホとセットで購入する方法があります。
ここでは、SIMフリースマホ単体で2万円前後(1万円台~25,000円以下)*で購入可のコスパのよいおすすめAndroid機種*2をご紹介致します。
*1 SIMフリースマホとは、キャリアのロック解除した白ロムではなく、元々SIMロックがかかっていないメーカーが販売するSIMフリースマホのことです。
*2 中古ではなく、新品のスマホの値段です。
SIMフリースマホ本体のみ2万円前後の機種
大手通販サイトで販売されている、2万円前後(1万円台~25,000円以下)でコスパの高い新品スマホ単体購入可のおすすめSIMフリー機種は以下です。
OPPO A77
OPPO(オッポ) は、海外メーカー(中国)ですが、日本では格安スマホを中心にSIMフリースマホでコスパの高さから人気となっています。
「OPPO A77」は2022年10月に発売になったエントリー向けライトモデルです。
スペック
参考価格* | 24,800円 |
---|---|
画面サイズ | 約6.5インチ |
メモリ/ストレージ | 4GB/128GB+microSD |
重量 | 約187g |
バッテリー | 5,000mAh |
SIMカード | nanoSIM×2スロット |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
おサイフケータイ | 非対応 |
防水・防塵 | IP54 |
*価格は税込
特長
●6.5インチの大画面
●ステレオスピーカー対応
微妙な点
●処理性能は高くない(CPU:Helio G35)⇒SNSやメッセージなど、最低限の機能を使う分には問題ないが、アプリを使うと”もっさり感”あり。
●5G通信に非対応
オススメの方
●SNSやメッセージ、WEBサイトの閲覧中心
●大画面がいい方
Xiaomi「Redmi Note 11」
Xiaomi(シャオミ)は出荷台数ではすでに世界シェア3位を獲得したりなど、近年急速に伸びてきている中国のメーカーです。
Xiaomi「Redmi Note 11」は、2万円台で有機EL&90Hzのクッキリ滑らかなディスプレイを搭載したエントリーモデルです。(2022年3月春モデル)
スペック
参考価格* | 24,800円 |
---|---|
画面サイズ | 約6.43インチ |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB+microSD |
重量 | 約179g |
バッテリー | 5000mAh |
SIMカード | nanoSIM |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
おサイフケータイ | 非対応 |
防水・防塵 | IP53 |
*価格は税込
特長
●有機EL、デュアルスピーカー
●「デュアルSIM+SDカード」のスロットを搭載
●カメラは超広角とマクロを搭載
微妙な点
●5G通信に非対応
●おサイフケータイ非対応
●処理性能は高くない(SDM680)とは言え、OPPO A77の約2.5倍くらいの性能あり。⇒普段使いなら十分だが、ゲームは厳しい場面も出てくる可能性があるかも。
おすすめな方
●アプリは使うがゲームはしない
FCNT「arrows We」
2021年12月に発売されたFCNT(旧富士通系)のAndroidスマートフォン「arrows We」は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアで販売され、実際の売上も好調!
スペック
参考価格* | 12,000円前後 |
---|---|
画面サイズ | 約5.7インチ |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
重量 | 約172g |
バッテリー | 4000mAh |
SIMカード | nanoSIM |
生体認証 | 指紋認証 |
おサイフケータイ | 対応 |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X |
*価格は税込
特長
●2万円台という低価格でありながら、5Gに対応
●従来のarrowsシリーズの指紋認証や高耐久、洗えるスマホといった基本性能をしっかり受け継いでおり、価格以上の価値を感じられる端末
●日本製スマホならではの使いやすさ
微妙な点
●Web・SNSの閲覧、アプリの動作などの普段使いならサクサク使えるが、最新のゲームには不向き。⇒スペック高めの「arrows NX9」がおすすめ
●キャリア販売のSIMロック解除のSIMフリースマホの為、キャリア(例:docomo)のアプリがプリインストールされており、「邪魔」と言う口コミが多い。
おすすめな方
●手頃に買えて、普通に使える機種が欲しい
モトローラ「moto e32s」
2022年7月15日発売のMOTOROLA(モトローラ)のSIMフリースマホ「moto e32s」は、メーカー直販価格が21,800円(税込)の超低価格機です。
スペック
参考価格* | 21,800円 |
---|---|
画面サイズ | 約6.5インチ |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB+microSD |
重量 | 約185g |
バッテリー | 5000mAh |
SIMカード | nanoSIM×2 |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
おサイフケータイ | 非対応 |
防水・防塵 | IP52 |
*価格は税込
特長
●6.5インチの大画面
●値段の割にコスパは良い
微妙な点
●5G非対応
●おサイフケータイ非対応
●画面解像度は低めでフルHDに満たない
●エントリーモデル向けで処理性能は低め(Xiaomi「Redmi Note 11」に搭載されているSnapdragon 680と比べると、MediaTek Helio G37の処理速度は見劣りする)⇒メールやSNS、Web検索などの普段使いなら特に問題はないがゲームをするには不向き
おすすめな方
・アプリ(ゲーム)・おサイフケータイは使わない
・SNSやメッセージ、WEBサイトの閲覧中心
・大画面がいい方
Rakuten Hand 5G
「Rakuten Hand 5G」は、2022年2月に楽天モバイルから発売されたRakutenオリジナルスマホ(製造元は中国のTinnoというメーカー)ですが、SIMロックはかかっていないSIMフリースマホ*です。
*但し、対応バンドによっては使えないキャリアもあります。
スペック
参考価格* | 19,001円 |
---|---|
画面サイズ | 約5.1インチ |
メモリ/ストレージ | 4GB/128GB |
重量 | 約134g |
バッテリー | 2,630mAh |
SIMカード | eSIM×2 |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
おサイフケータイ | 対応 |
防水・防塵 | IPX8 / IP6X |
*価格は税込
特長
●5G通信対応
●最大6,400万画素の高性能カメラ
●通常価格が2万円以下
微妙な点
●多数の楽天関連アプリがプリインストールされている。但し、ほとんどのアプリはアンインストール可。
●前モデルのRakuten Handより性能が落ちた為か、重いゲームをプレイすると動作が重くなるといった口コミも・・・。
●バッテリー容量が少ない+プリインストールアプリが多い為かバッテリーの減りが早い。
おすすめな方
●片手で操作できるスマホを購入したい人・持ち運びやすいスマホを使いたい人
●重いゲームはしない
SIMフリースマホ本体のみ2万円前後の機種【まとめ】
SIMフリースマホ本体のみ2万円前後の機種比較一覧表
以上、ご紹介しましたSIMフリースマホ5商品を一覧表にまとめてみました。
端末機種名 | OPPO A77 | Xiaomi「Redmi Note 11」 | FCNT「arrows We」 | モトローラ「moto e32s」 | Rakuten Hand 5G |
---|---|---|---|---|---|
参考価格 | 24,800円 | 24,800円 | 12,000円前後 | 21,800円 | 19,001円 |
画面サイズ | 約6.5インチ | 約6.43インチ | 約5.7インチ | 約6.5インチ | 約5.1インチ |
メモリ/ストレージ | 4GB/128GB | 4GB/64GB | 4GB/64GB | 4GB/64GB | 4GB/128GB |
重量 | 約187g | 約179g | 約172g | 約185g | 約134g |
バッテリー | 5,000mAh | 5000mAh | 4000mAh | 5000mAh | 2,630mAh |
SIMカード | nanoSIM×2 | nanoSIM | nanoSIM | nanoSIM×2 | eSIM×2 |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 | 指紋認証・顔認証 | 指紋認証 | 指紋認証・顔認証 | 指紋認証・顔認証 |
おサイフケータイ | 非対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 対応 |
防水・防塵 | IP54 | IP53 | IPX5/IPX8・IP6X | IP52 | IPX8 / IP6X |
オススメの方 | ●おサイフケータイ・アプリは使わない ●SNSやメッセージ、WEBサイトの閲覧中心 ●大画面がいい方 | ●おサイフケータイは使わない ●アプリは使うが重いゲームはしない | 手頃に買えて、普通に使える機種が欲しい | ●アプリ(ゲーム)・おサイフケータイは使わない ●SNSやメッセージ、WEBサイトの閲覧中心 ●大画面がいい方 | ●片手で操作できるスマホを購入したい人・持ち運びやすいスマホを使いたい人 ●重いゲームはしない |
SIMフリースマホ本体のみ2万円前後の機種の特長
SIMフリースマホ本体のみ2万円前後で購入可の端末機種は、いわゆるエントリーモデルと言われるスマホで、グレードが上のミドルモデルに比べ、性能が低いです。
エントリーモデルのデメリット
エントリーモデルには一般的に以下のデメリットがあります。
※機種によって異なります。
●カメラ性能が低い
●容量が低い
●5G通信に非対応
●おサイフケータイに非対応
エントリーモデルがオススメの方
基本的にSIMフリースマホ本体のみ2万円前後で購入可の端末機種は、「メールやSNS、Web検索などの普段使い」にオススメのスマホと言えます。
しかし、LINEなどのアプリ(重いゲームは除く)を使いたいと言う方もおられると思います。
おすすめのエントリーモデル
LINEなどのアプリ(重いゲームは除く)を使いたいと言う方にトータル的におすすめのスマホ機種は、FCNT「arrows We」です。
但し、FCNT「arrows We」は5G通信及びおサイフケータイに対応していますが、キャリア(例:docomo)のSIMロックを解除したSIMフリースマホなので、キャリアのアプリがプレインストールされており、それが「邪魔」という口コミが多いです。
「プレインストールが邪魔」、「LINEなどのアプリは使うが、重いゲームはしないと言う方にオススメなのは、SIMロックが元々ないSIMフリースマホXiaomi「Redmi Note 11」です。
「重いゲームをする」方にオススメのコスパの良いスマホ
「重いゲームをする」と言う方で安いスマホをお探しの方には3万円~5万円のミドルレンジのスマホがオススメです。⇒評判の良いおすすめスマホ機種[Android/iPhone]5万円以下【2022まとめ】
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