自動車保険一括見積もりサイト「保険の窓口インズウェブ自動車保険」で、一括見積もりを請求しました。
「保険の窓口インズウェブ自動車保険」一括見積もりで一番安い自動車保険は「おとなの自動車保険」でしたが、調べてみると、入力した保険条件が正確に反映されていませんでした。
そこで、個別に自動車保険会社ごとに保険条件を修正し見積もりを再計算しまた。
すると、「おとなの自動車保険」は他社とあまり変わらない結果に。
自動車保険一括見積もりサイトの見積もりを鵜呑みにするには問題がありますね。
「インズウェブ自動車保険」とは?
「保険の窓口インズウェブ自動車保険」の運営会社はSBIホールディングス株式会社です。
出典:Wikipedia
最大見積もり社数 | 20社 |
参加保険会社 | アクサダイレクト・イーデザイン損害保険・セコム損害保険・ソニー損害保険・チューリッヒ保険会社・三井ダイレクト損害保険・SBI損害保険・セゾン自動車火災保険・Chubb損害保険・あいおいニッセイ同和損害保険・他 |
最短入力時間 | 5分 |
キャンペーン | 特になし |
【関連記事】
安い自動車保険が見つかる!人気自動車一括見積りサイト6社【徹底比較】
「インズウェブ自動車保険」の一括見積もり
必要書類
●新規加入の方:車検証
私は現在、自動車保険(SBI証券)に加入中ですが、「証券不要」としている為、マイベージで契約内容を確認。
それ以外に必要なのが、年間走行距離。
これは現在の車のオドメーターの値を調べる必要があります。
前回のオドメーターの値は契約内容に記載されているので、差引が年間走行距離になります。
入力項目
入力項目は保険の条件と個人情報です。
所要時間
公式サイトでは「最短5分」とありますが、入力に手間取った為か10分以上かかりました。
「インズウェブ自動車保険」の一括見積もり結果
公式サイトには「最大20社に自動車保険一括見積もりが可」とありましたが、実際は5社のみでした。
※何故か、現在契約中のSBI損保の見積もりはありません。
以下5社の保険会社(または代理店)へお見積もり請求を完了しました。
①東京海上グループ/イーデザイン損保
②チューリッヒのネット専用自動車保険
③セゾン自動車火災(おとなの自動車保険)
④アクサダイレクト
⑤三井ダイレクト損保
保険会社から数日以内にメールや郵送等でお見積もりが届きます。メール等からお手続きいただくと、見積もり時の入力内容に基づき申込が可能です。
※メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダも併せてご確認ください。
年間保険料比較
見積もり結果はアクサダイレクト以外の4社です。
各々の自動車保険会社からメールも届きました。
アクサダイレクトについては遅れてメールで見積もりが届きました。
※以下の見積金額は私の場合です。保険条件によって保険料は異なります。
②チューリッヒのネット専用自動車保険:25,310円
③セゾン自動車火災(おとなの自動車保険):20,500円
④アクサダイレクト:29,210円
⑤三井ダイレクト損保:29,720円
見積もり結果だけを見ると、「おとなの自動車保険」が他社に比べて断然安いですが、これには理由がありました。
保険料の違い
本来、各自動車保険会社ごとに入力する項目(条件)には違いがあります。
これを一律に入力して見積もりを出すので、実際と違う部分が出てきます。
以下、詳しく見ていきます。
「おとなの自動車保険」が安い理由
「おとなの自動車保険」から届いたメールに詳しい保険内容が見れるマイページへのリンクがありました。
※ユーザーIDとパスワードの記載あり
運転者の範囲
私の家族の場合、同居の子供(未婚)がいます。
「おとなの自動車保険」の場合、運転者の範囲で保険料が随分と変わってきます。
「おとなの自動車保険」では、一括見積もりのデフォルトは「本人・配偶者・別居未婚の子補償型」になっており、その分、見積もりが安くなっていました。
これに関しては、サポートセンターに電話で問合せを行いました。
搭乗者傷害
「搭乗者傷害」も「あり」で入力しましたが、「おとなの自動車保険」の一括見積もりのデフォルトは「なし」でした。
この分も見積もりが安くなっていました。
保険条件を修正するには?
マイページの「保険条件を修正」をクリックして、修正できます。
※クリックすると、「見積条件を修正する場合は、ご選択いただいた補償(特約)がクリアされますが、よろしいでしょうか。」と表示が出ます。
保険条件を修正
修正箇所は以下です。
●搭乗者傷害⇒「なし」のまま
●対物全損時修理差額費用特約⇒チェックを入れる
●ロードアシスタンス特約⇒チェックを入れる
●個人賠償責任特約⇒チェックを入れる
保険条件を修正して再見積もりをすると、保険料は30,790円となりました。
他の保険会社と変わらないです。
尚、ALSOK事故現場安心サポートは無料です。
自動車保険の見積もりの修正・再計算
「おとなの自動車保険」の例で、一括見積もり時に入力した保険条件は必ずしも反映しているとは限らないことが判明した。
そこで、再度、個別の保険会社ごとに保険条件をチェックし、同条件で保険料の再見積もりを行うことにした。
東京海上グループ/イーデザイン損保
「イーデザイン損保」では、全ての契約に弁護士費用(300万円)が付いています。
ロードサービス・セコム事故現場急行サービス・メディカルサービスが無料です。
●個人賠償⇒あり
結果、年間保険料は33,910円になりました。
チューリッヒのネット専用自動車保険
●ロードサービス特約⇒あり
●個人賠償責任補償特約⇒あり
結果、年間保険料は29,170円になりました。
アクサダイレクト
「アクサダイレクト」では、ロードサイドサービスとは無料ですが、「個人賠償責任特約」は条件にないです。
●対物全損時修理差額費用補償特約⇒50万円に変更
結果、年間保険料は29,900円になりました。
三井ダイレクト損保
ロードサービスは無料。
また、宿泊施設やレビュー施設など国内外20万カ所以上の優待対象施設を特別割引価格で利用できる。
●対物全損時修理差額費用特約⇒あり
●搭乗者傷害保険⇒なし
●自転車賠償特約⇒あり
結果、年間保険料は31,980円になりました。
保険条件修正後の見積金額
「インズウェブ自動車保険」で一括見積もりした時の保険料及び個別保険会社で保険条件を修正し再計算後の見積もり保険料。
②チューリッヒのネット専用自動車保険:25,310円⇒29,900円
③セゾン自動車火災(おとなの自動車保険):20,500円⇒30,790円
④アクサダイレクト:29,210円⇒29,900円
⑤三井ダイレクト損保:29,720円⇒31,980円
⑥SBI損保の自動車保険:⇒30,660円
「インズウェブ自動車保険」一括見積もりをした口コミ【まとめ】
自動車保険一括見積もりは1つの入力で複数の自動車保険会社の見積もりを取ることが可能なので、便利です。
自動車保険一括見積もりのデメリット
但し、本来、自動車保険会社ごとの入力フォーマットを1つにしているので、保険会社によっては入力した保険条件が正確に反映しない場合もあります。
その場合は、個別の保険会社で条件を修正して再計算する必要があります。
自動車保険一括見積もりのメリット
それなら、最初から個別の保険会社で見積もりを請求した方が二度手間にならないのではないかと思いますが、実際は、最初に入力した内容が生きているので、ゼロから入力する訳ではありません。
自動車保険会社ごとに条件は異なります。
例えば、ロードサービスが無料のケースと、有料のケースがあり、ロードサービスが必要なら、それを選択する必要があります。
このように、「修正」が必要な部分だけ修正を行えばよいので、自動車保険一括見積もりサイトで一括見積もりを請求、その後、個別保険会社のサイトで保険内容を確認して修正後再計算すると正確な保険料が算出されます。
保険の窓口インズウェブ自動車保険一括見積もり
自動車保険の見積もり内容を比較
「インズウェブ自動車保険」一括見積もりサイトの見積もり結果にはSBI損保の自動車保険はありませんが、比較する為に、一覧表に掲載しています。
イーデザイン損保 | おとなの自動車保険 | アクサダイレクト | 三井ダイレクト損保 | チューリッヒ自動車保険 | SBI損保 | |
---|---|---|---|---|---|---|
年間保険料 | 33,910円 | 30,790円 | 29,900円 | 31,980円 | 29,170円 | 30,660円 |
ロードサービス | 無料 | あり | 無料 | 無料 | あり | 無料 |
個人賠償責任補償特約 | あり | あり | なし | 自転車賠償特約あり | あり | 自転車賠償特約あり |
その他 | 弁護士費用(300万円)/セコム事故現場急行サービス付 | ALSOK事故現場安心サポート無料 | – | 優待対象施設の割引 | – | – |
私の保険条件で内容と年間保険料から考えるとおとなの自動車保険がよさげです。
いずれにしても、自動車保険の保険料は保険条件によって異なりますので、ご自分の保険料は自動車保険一括見積もりサイトでご確認をお願いします。
⇒保険の窓口インズウェブ自動車保険一括見積もり