塩素除去・浄水シャワーヘッドとは水道水に含まれる残留塩素を除去するシャワーヘッドです。
塩素除去・浄水シャワーヘッドは髪のパサつき等の髪トラブル、肌のかゆみ、アトピー、薄毛等の改善に効果が期待でき、実際、髪のパサつきやアトピーが改善したという口コミは多いです。
塩素除去・浄水シャワーヘッドは複数のメーカーが複数の商品を販売しています。
値段が安いものから高いものまで、何が一体違うのでしょうか?
塩素除去・浄水シャワーヘッドの効果・種類・選び方・交換方法等を徹底解説します。

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塩素除去・浄水シャワーヘッドとは?

水道水には残留塩素が含まれています。
その為、カルキ臭く、美味しくありません。

又、塩素は発がん性のトリハロメタンの元になっており、体に良いとは言えません。

そこで、家庭用浄水器で浄水したり、ミネラル水や天然水の需要が増えています。

しかし、塩素が髪や肌にもダメージを与えることはご存知ですか?

水道水に含まれる塩素は以下の原因になる可能性があります。

●髪のパサつき
●薄毛
●肌荒れ・アトピー性

シャワーヘッド

お風呂上がりの髪のパサつき

塩素は髪の一番外側にあるキューティクルを破壊する可能性があります。
キューティクルが破壊されると、髪の内部に含まれる水分やタンパク質が失われ、髪のパサつきの原因になります。

また、キューティクルの成分には脂質成分があり、これらが整っているとツヤがあり、天使の輪などサラサラヘアが期待できます。

しかし、キューティクルが破壊されると、サラサラヘアは実現できません。

薄毛

塩素には殺菌作用があり、頭皮の常在菌も殺菌します。
このことで、常在菌のバランスが崩れ、頭皮が乾燥。
頭皮の乾燥はベタツキ、炎症、かゆみ等の原因となり、薄毛に発展する可能性があります。

肌の乾燥

肌の乾燥も、上記の頭皮の乾燥と同じです。
肌の乾燥が進むと、かやみ、赤身などの症状が出て、アトピー性皮膚炎に発展する可能性があります。

塩素除去・浄水シャワーヘッドの効果

水道水のシャワーで、髪や肌を洗う事によるデメリットには以下のものがありました。

●髪のパサつき
●薄毛
●肌荒れ・アトピー

風呂場のシャワーヘッドを塩素除去・浄水シャワーヘッドに代えることで、これらが改善され、以下の効果が期待できます。

●育毛効果
●アトピー改善効果

実際、塩素除去・浄水シャワーヘッドの口コミレビューを見ると、髪のパサつき・薄毛・アトピーが改善・解消したという口コミが多いです。
塩素除去・浄水シャワーヘッド[日本アトピー協会推薦]おすすめ人気ランキング【3選比較】

以上で、塩素除去・浄水シャワーヘッドの必要性をご理解いただけたことと思います。
次に塩素除去・浄水シャワーヘッドの種類について解説します。

塩素除去・浄水シャワーヘッドの種類

塩素除去・浄水シャワーヘッドの塩素除去(ろ過材)には以下の3種類があります。

●ビタミンC系
●活性炭系
●亜硫酸カルシウム系

ビタミンC系

ビタミンCと言えば、抗酸化作用があり、酸化防止剤にも使われています。
水溶性の為、素材が減っていくのが比較的早いので、補充や交換の頻度が他のタイプに比べて多いと言えます。

また、ビタミンCには軟水効果があります。

頭皮、髪、洗顔等は”泡”で洗うのが基本です。
しかし、通常の水道水は硬水なので、泡が立ちにくいです。

その点、ビタミンC系塩素除去・浄水シャワーヘッドに代えることで、石鹸やシャンプーの泡が立ちやすくなるというメリットもあります。

塩素除去のろ過材がビタミンCの塩素除去・浄水シャワーヘッド⇒アラミック塩素除去・浄水シャワーヘッド【徹底比較】種類の違いは?

活性炭系

活性炭は家庭用浄水器の塩素除去に以前はよく使われていました。
カートリッジの寿命としては、長持ちするタイプと言えます。

亜硫酸カルシウム系

現在では、活性炭より多く家庭用の浄水器に使用されています。
カートリッジの寿命はそれほど長くないものの、コスト的にパフォーマンスが良いと言えます。

いずれのタイプも、塩素除去・浄水シャワーヘッドとセットとなっていますので、
指定のカートリッジを使うのが基本です。

塩素除去・浄水シャワーヘッドは複数のメーカーが販売しています。
何を基準に選べばよいのでしょうか?

塩素除去・浄水シャワーヘッドの選び方

塩素除去・浄水シャワーヘッドを選ぶ時は、以下の点をチェックしましょう。
②③④⑤は、あると便利な機能です。
但し、全ての機能を備えた塩素除去・浄水シャワーヘッドは見当たりません。

ご自身が何を一番重視するかで自ずと選ぶ塩素除去・浄水シャワーヘッドが絞られてきます。

①交換カートリッジのランニングコスト
②水圧・水量の調整機能
③節水機能
④止水機能
⑤浄水・原水の切替機能

交換カートリッジのランニングコスト

家庭用浄水器をお使いの方はご存知の事ですが、塩素除去能力は、使用する水の量で落ちていきます。

従ってカートリッジの交換が必要です。
塩素除去・浄水シャワーヘッドも事情は同じです。

塩素除去・浄水シャワーヘッドは、塩素除去能力が元々100%のものが、8000Lを使うと50%に半減し、この時点で交換というものが多いです。

塩素除去・浄水シャワーヘッドを選ぶ場合は、本体の価格は勿論ですが、交換カートリッジのコストもチェックしましょう。⇒塩素除去・浄水シャワーヘッド[カートリッジのコスパが高い]おすすめ人気ランキング【5選/18商品調査】

水圧・水量の調整機能

増圧機能

増圧機能(水圧アップ)があると、水圧の低い地域やマンション等の水圧の低い建物でも快適な水の勢いで使用できます。

水量調整機能

洗顔や敏感肌、乳幼児にはソフト水流、頭皮洗浄や洗髪など強めの水量を好まれる方にはハード水流が選択できる機能です。

節水機能

水の勢いが同じでも使う水の量が少なくて済む節水機能付きの塩素除去・浄水シャワーヘッドがあります。

水道代の節約だけでなく、ガス代の節約にもつながります。⇒塩素除去・浄水シャワーヘッド[節水効果]おすすめ人気ランキング【5選/18商品調査】

止水機能

シャワーの途中で、ボタン1つで水を止める機能があると、節水につながり、便利です。⇒塩素除去・浄水シャワーヘッド[一時止水]おすすめ人気ランキング【5選比較】

浄水・原水の切替機能

肌や髪に塩素が有害ですが、浴槽の掃除には通常の水道水でも問題はありません。

浄水・原水の切替スイッチがあると、掃除の時はろ過材を消費しなくてよいので、ロスがありません。⇒塩素除去・浄水シャワーヘッド[浄水・原水切替]おすすめ人気ランキング【3選比較】

塩素除去・浄水シャワーヘッドの交換方法

シャワーヘッドはホースで繋がれていますが、通常はヘッド部分だけを交換できます。
※シャワーヘッドとホースが一体型のタイプもあります。その場合は、ホースも交換になります。

交換は簡単で、シャワーヘッドを反時計回りに回すだけです。
賃貸の場合も、退去時に元に戻せば良いので、交換可能です。

しかし、長年使っていると、水垢等がたまり、固くなってはずれない場合があります。

シャワーヘッドが硬い・はずれない場合

シャワーヘッドが取れない場合、交換はできないのでしょうか?
そんな場合も、交換方法はあります。

乾いた布でよく拭きます。
次にゴム手袋を使って、手でシャワーホースの金具部分を持ってシャワーヘッドを回します。

これでも硬い場合は、シャワーホースの金具部分にタオル等を巻き、工具で抑えた上で、シャワーヘッドを回します。
※シャワーヘッドやホース等に傷が付かないよう注意。

それでも、硬い場合は、ホース事交換するしかありません。

尚、シャワーヘッドの交換は、賃貸でもOKです。
退去する時に元に戻せば、問題ありません。

シャワー水栓ジョイントに注意

メーカーによって水栓ジョイントの形状が異なる場合があります。
一般的にG1/2であるINAX,MYM,SAN-EI,KAKUDAI製はそのまま使えます。

通常は、新しく購入した塩素除去・浄水シャワーヘッドにアダプターが付属しているので、試してみると良いです。

尚、海外製はシャワー水栓ジョイントが合わない事が多いので、その場合は、ホース事交換になります。