光目覚まし時計は「光」で起きることができる目覚まし時計です。
光目覚まし時計は安いものだと5,000円未満のものから、30,000円前後の価格のものまで様々です。
安い光目覚まし時計と高い目覚まし時計の違いは?
安い光目覚まし時計を選んではいけない理由とは?
光目覚まし時計の種類と価格・違い
Amazonの光目覚まし時計の人気ランキングの上位には価格が5,000円未満の安い光目覚まし時計が並んでいます。
口コミの評判も高く、効果がありそうに思えます。
しかし、安い光目覚まし時計には安いだけの理由があります。
光目覚まし時計には種類があるのはご存知ですか?
光目覚まし時計には以下の3種類があります。
光目覚まし時計の種類
①間接照明の「光目覚まし時計」
②本来の「光目覚まし時計」
③高照度光療法に使用する高照度照明器具「光目覚まし時計」
[関連記事]光目覚まし時計の選び方~種類による価格・効果の違いを徹底比較
これらの光目覚まし時計の種類は何でしょうか?
光目覚まし時計の種類の違い
光目覚まし時計の種類の最大の違い照度の違いです。
光目覚まし時計は「光」で起きるには、2,500ルクス以上の明るさ(照度)の光(を目(の網膜)に浴びる必要があります。
この照度は光源から離れると低くなります。
※1m以上の場合、距離がn倍になると光の照度は光源の照度の1/nの2乗になります。…逆2乗の法則
光源から20~30㎝で2,500ルクス以上必要なので、実際の光源は25,000から30,000以上必要です。
光源から220~30㎝の距離での照度は以下になります。
光目覚まし時計の照度の違い
①照度の低い光がつくだけの「光目覚まし時計」:記載なしか、光源の照度が2,500~3,000ルクス程度
②本来の「光目覚まし時計」:2,500~3,000ルクス
③高照度光療法に使用する高照度照明器具「光目覚まし時計」:5,000ルクス以上
そして、照度の違いが価格の違いに表れています。
光目覚まし時計の価格の違い
①間接照明の「光目覚まし時計」:5,000円未満
②本来の「光目覚まし時計」:25,000円前後
③高照度光療法に使用する高照度照明器具「光目覚まし時計」25,000~40,000円
①間接照明の「光目覚まし時計」は本来の意味での「光目覚まし時計」ではありません。
単に音と共に光もつくという代物で間接照明付き目覚まし時計です。
安い光目覚まし時計の口コミ評判が異常に高い理由
以下はAmazonの光目覚まし時計の人気ランキング上位の商品です。
Amazo評判は5つ星中の評価、割合は星1つ、星2つ、星3つの合計が全体に占める割合です。
私はこの割合が20%を超える商品は「価格に見合った内容ではない=買うべきではない」と考えています。
※例外もあります。
Amazonの光目覚まし時計の人気ランキング上位の口コミ評判・価格・照度比較
商品名/メーカー | Amazon評判/割合 | 照度 | 価格 |
---|---|---|---|
YABAE Wake Up Light/YABAE | 3.8(393件)/29% | 記載なし | 3,585円 |
UENO-mono ASASUN/UENO-mono | 4.4(54件)/9% | 記載なし | 3,980円 |
WAKE UP LIGHT/ASHATA | 3.8(33件)/41% | 記載なし | 3,399円 |
Wake Up Light ウェイクアップライト/JINDIAN | 3.8(166件)/30% | 記載なし | 2,698円 |
Philips Wake-Up Light HF3520/Philips(フィリップス) | 4.1(64件)/17% | 300ルクス | 19,600円 |
※価格は参考価格です。日々変動します。
5位までを見たわけですが、5商品中の4商品が価格が5,000円未満の安い「光目覚まし時計」です。
いずれも照度の記載がありません。
品番もありません。
恐らく中国製だと思われます。
評判は星1つ、星2つ、星3つの合計割合が20%を超える「光目覚まし時計」が3点。
残りの1点「UENO-mono ASASUN」は9%、総合評価は4.4と高評価です。
口コミの内容を見てみましょう。
光目覚まし時計「UENO-mono ASASUN」の口コミの内容
口コミの内容を見ると、間接照明付き目覚まし時計に対する評価です。
「光目覚まし時計」としての評価は少ないです。
「光目覚まし時計」としての良い評価のレビューの履歴を見ると、レビューの件数が少ない、「光目覚まし時計」のレビューの日付に近いレビューが多い等の特徴が見られ、ステマの可能性があります。
安い「光目覚まし時計」は、本来の「光目覚まし時計」とは言えません。
これで起きれる方も中にはいるかもしれませんが、普通に考えても効果は疑問です。
安い光目覚まし時計を選んではいけない?
「光目覚まし時計」に限らず、Amazonで販売されている安い商品には特徴があります。
安い光目覚まし時計はほぼ中国製
安い光目覚まし時計はほぼ中国製です。
「中国製=良くない商品」ということはありませんが、「潰れやすい」、「サポートがない」ケースが多いのも事実。
また、品番がないことが大半なので情報を探しようがないです。
安い光目覚まし時計の口コミは怪しい?
さらに、高評価の場合もありますが、ステマ等正当でない口コミが疑われる場合もあります。
最初、高評価なのにつられて購入したら、ゴミ商品で、その後、悪い評価が増えたということもあります。
安い「光目覚まし時計」の場合は、間接照明を兼ねているので始末が悪いです。
「光目覚まし時計」であれば、「起きれない」=「効果ない」となりますが、間接照明付き目覚まし時計は、音が鳴る目覚まし時計に間接照明が付いているというイメージなので、「起きれない」=「効果ない」とは中々ならないからです。
「光目覚まし時計」の場合は、「起きれない」=「効果ない」という口コミが必ずありますが、安い「光目覚まし時計」には「起きれない」=「効果ない」といった口コミがないが私にはとても不思議に思えます。
元々、照度の低い間接照明だけで朝起きれるわけがないのに、「起きれない」=「効果ない」という口コミが見られないのは不自然です。
おすすめの「光目覚まし時計」は?
間接照明付き目覚まし時計としてではなく、「朝、スッキリ起きれない」を解消してくれる「光目覚まし時計」をお求めの方にはお勧めしません。