光目覚まし時計は音ではなく光で起こしてくれる目覚まし時計です。
「マツコの知らない世界」で光目覚まし時計が紹介され、話題になっていますね。
光目覚まし時計は「朝起きれない」「スッキリ目覚めない」「夜眠れない」といった方にオススメです。
番組の中でも紹介されていた光目覚まし時計inti4を4ヶ月使っている私だからこそ言える光目覚まし時計の選び方と効果的な使い方、そして、最強おすすめランキングをご紹介致します。
光目覚まし時計の効果
何故、光目覚まし時計で起きれるのか?
人の体内時計は24時間周期より少し長めです。
1日は24時間なので、体内時計のリズムと生活のリズムが毎日ずれていくことになります。
しかし、私たちは夜に寝て朝起きるという生活を続けています。
それは、朝、太陽の光(強い光)を浴びることで体内時計をリセットしているからです。
この場合の”強い光”とは照度2,500ルクス以上の光を言います。
2,500ルクス以上の光を網膜に浴びると、「セロトニン」という覚醒ホルモンが分泌されます。
即ち、朝に2,500ルクス以上の光を浴びると「自然と目が覚める」ことが可能です。
2,500ルクス以上の光は太陽の光に限らず、人工的な光であっても効果は同じです。
朝に30分程度、2,500ルクス以上の光を浴びると夜眠くなる
朝に2,500ルクス以上の光を浴びることで自然と起きれるようになります。
しかし、睡眠時間は必要です。
その為には夜、眠くなりぐっすり眠る必要があります。
私たちが夜、眠くなるのは「メラトニン」という睡眠ホルモンが分泌されるからですが、「メラトニン」は実は「セロトニン」から生成されます。
即ち、朝「セロトニン」を沢山分泌できれば、夜「メラトニン」も沢山分泌されるということです。
従って、光目覚まし時計で目が覚めた後も30分程度、2,500ルクス以上の光を浴びることがオススメです。
2,500ルクス以上の光を網膜に受ける必要がありますが、光源を直視はしないで下さい。
目を閉じて瞼で光を受けるようにしてください。
うつ病等に効果はあるのか?
一部の睡眠障害やうつ病に有効とされる治療法の一種に光療法があります。そして、光療法の中に高照度光照射療法があり、これは高照度の光を浴びる治療法のことです。
高照度の光を浴びることで、体内時計をリセットするという考え方ですので、光目覚まし時計は、高照度光照射療法が元になっていると言えるでしょう。
但し、光目覚まし時計は治療器具ではないので、病気治療の場合は、医師への相談が必要です。
光目覚まし時計のメリット・デメリット
メリット
目覚まし時計と言えば通常”音”ですが、寝ている状態(リラックしている状態)を”音”で無理やり起こすわけですが、自律神経に悪影響を及ぼす必要があります。
その点、光目覚まし時計は自然と目が覚めるので、ストレスがありません。又、目が覚めるのは自ら分泌した「セロトニン」によるので、「目覚めスッキリ」です。
朝に強い光を浴びることで体内時計をリセットできるのが、光目覚まし時計ですが、天候に左右されません。
太陽の光だけだと、雨や曇りの日は照度が低くなります。
また、冬場は日の出の時間が夏場に比べて遅くなります。
その点、光目覚まし時計は1年365日、決まった時間に目覚めることが可能です。
デメリット
朝、2,500ルクス以上の光を網膜に浴びることが大事です。
照度は距離がn倍離れると、1/nの2乗になります。
光目覚まし時計は顔の正面に向けて20~30㎝の所に置く必要があります。
即ち、置き方に工夫が必要です。
しかし、この様に置いても、夜寝ている内に顔が逆を向いていたら、照度はかなり落ちます。
ですので、寝相が悪い方には不向きと言えます。
また、光目覚まし時計の効果は1日で分かる方もいれば3ヵ月かかる方もいます。
最初は、光目覚まし時計と音を併用されることをオススメします。
光目覚まし時計の選び方
光目覚まし時計を選ぶ時のポイントは5点です。
①顔から20~30㎝の所で2,500以上の明るさがある。
②顔の正面に光が当たる
③徐々に明るくなる(日の出を再現)
④目に優しい設計(紫外線カット)
⑤LEDライト
⑥アラーム機能付
顔から20~30㎝の所で2,500以上の明るさ
これは光目覚まし時計を選ぶ最低条件です。
顔の正面に光が当たる
光源から同じ距離であっても向きが異なると照度は落ちます。
顔の正面に光があたるよう調節ができる、あるいは、顔の正面に光るが当たる設計がされていることも重要です。
徐々に明るくなる(日の出を再現)
日の出から徐々に明るくなります。
この状態を再現した機能が付いていることも大事です。
いきなりパッと明るくなるより徐々に明るくなるのが自然です。
目に優しい(紫外線カット)
光源を直視することは避けるべきです。
しかし、目が覚めると光源を直視することになります。
そこで、目に優しい設計がされている光目覚まし時計がベターです。
LEDライト
LEDライトは長持ちするので省エネになります。
また、蛍光灯と違い、熱を持ちにくいので、誤って触っても安心です。
アラーム機能
光目覚まし時計ですぐ起きれる人も入れば起きれない方もいます。
最初は、音が鳴る時計との併用がオススメです。
勿論、今まで使っていた音がなる目覚まし時計やスマホも使えが済む話なので、これはあまり重要ではありません。
光目覚まし時計のおすすめランキング
通販で人気の光目覚まし時計のおすすめランキングです。
「inti4(インティ4)」を4ヶ月使ってみた視点から7製品を徹底比較した結果、最強の最強の光目覚ましはムーンムーン「inti4(インティ4)」となりました。
1位 ムーンムーン「inti4(インティ4)」
2位 ソーラートーン「ブライトライトME+」
「ブライトライトME+」の明るさは「inti4(インティ4)」より断然明るいのですが、値段と大きさを検討してこの結果になりました。
明るさは申し分なく、光も広範囲なので冬季鬱病の方にはオススメです。
7つの光目覚まし時計を比較しましたが、残りの5製品は「おすすめ出来ない光目覚まし時計」になり、ランキング外です。
ムーンムーン「inti4(インティ4)」
「inti4(インティ4)」は2015年にOKIRO(オキロー)がモデルチェンジしてinti squareになり、さらに進化して現モデルになりました。
「inti4(インティ4)」は「マツコの知らない世界」で紹介されたり、メンタリストDaiGoさんも推奨するなど、注目の光目覚まし時計です。
しかし、Amazonのカスタマーレビューは5つ星の内2.9(27件)と低評価です。
口コミレビューを見ると低評価の理由は初期不良にあるようです。
※レビューにある誤作動については現在改善されています(2019/2/26時点)。
実際に4ヶ月使っている私は初期不良も無く、製品に満足しています。
照度計で計ると光源から30㎝で3,000ルクス以上あり、朝、音に頼らなくも光で起きれるようになりました。
「inti4(インティ4)」は全額返金保証もあり、良心的です。
●明るさ:20,000ルクス
●日の出再現機能:○
●アラーム(音)機能:○
●角度調節:○
●LEDライト:○
●サイズ:15×12×2cm
●生産:不明
●参考価格:27,864円
現在、公式サイトでは値引キャンペーン[期間限定]を実施中です。
特典付きです。
「inti4(インティ4)」を求めるなら、公式サイトが最安値です。
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ソーラートーン「ブライトライトME+」
Amazonのカスタマーレビューは5つ星の内4.1(45件)と評価は高いです。
※楽天では取り扱いがありません。
照度は30cmの距離で10,000ルクスあり、高照度光療法に使用する高照度照明器具です。
医療器具ではありませんが、様々な医療機関に導入されているようで、冬季鬱病の方が「効果があった」という口コミがあります。
光目覚まし時計は明るさが決め手なので、照度が30cmの距離で10,000ルクスあれば、効果がないと言う方がありえないです。
角度調節はありませんが、高さと幅があり、広範囲に明るい光が浴びれるようです。
内容に釣り合った価格と言えるのではないでしょうか?
但し、スペースを取るので置き場所に注意が必要です。
●明るさ:10,000ルクス
●日の出再現機能:不明
●アラーム(音)機能:○
●角度調節:×
●LEDライト:×
●サイズ:53.5(高) x 33(幅) x 13.5(奥)cm
●生産:海外(中国/ランプは日本製)
●参考価格:39,800円
おすすめできない光目覚まし時計
体内時計をリセットするには2,500ルクス以上の照度が必要です。
通販で人気でもこの条件をクリアしていない目覚まし時計は光目覚まし時計とは言えません。
照明付き目覚まし時計といった方が正確です。
以下の目覚まし時計は光目覚まし時計としてはオススメできません。
YABAE「Wake Up Light」MY-09
低価格ながら、Amazonのカスタマーレビューでは5つ星4.7(366件)と高評価です。
但し、ちょっと異常に良すぎではないかと。
特長的なのは次の2点です。
①太陽光を再現した日の出モードだけでなく、夕日模擬ライトが付いている。
②アラーム音がビビビではなく7種類の自然音である。
口コミを読むと、
①は小さなお子様を寝かせるのに良いようです。
②は通常の目覚ましい時計の音がストレスになっている方には好印象みたいです。
但し、明るさの明記がなく、「最大の明るさにしても暗い」というレビューもあり、照明付き目覚まし時計と考えるよいでしょう。
フィリップス社のウェイクアップライトと名前も形状もそっくりです。
フィリップスは100年以上前に設立された歴史のある会社なので、フィリップス社のWake Up Lightが先でしょう。
体内時計をリセットを期待する方にはおすすめできません。
●明るさ:不明
●日の出再現機能:○
●アラーム(音)機能:○
●角度調節:×
●LEDライト:不明
●サイズ:17cm(直径)×6.5x10cm
●生産:海外(簡単な日本語の説明書付)
●参考価格:3,995円
トレードワン「ルミエール」70087
Amazonのカスタマーレビューは5つ星の内2.3(23件)と最低の評価です。
口コミを見ると、評価が低い理由は、光目覚まし時計うんぬん以前に不良が多い為です。
安かろう悪かろうの典型ですね。
最大発光量は、製品発光面の正面より距離約20cmで約2,500ルクス。
体内時計をリセットするのに必要な照度2,500ルクス以上の最低ラインをぎりぎりクリア。
ただし、四角い時計で台に置くだけで、角度調節も出来ないので、実際の明るさは照度2,500ルクスを下回るのは間違いないでしょう。
おすすめできません。
●明るさ:2,500ルクス
●日の出再現機能:○
●アラーム(音)機能:○
●角度調節:×
●LEDライト:不明
●サイズ:200×80×100mm
●生産:海外(中国)
●参考価格:1,870円
ムーンムーン「okiro」
Amazonのカスタマーレビューは5つ星の内3.0(35件)と低評価です。
inti(インティ)の前モデルです。
※2015年4月フルモデルチェンジしました。
公式サイトでは販売は終了しています。
現在は、中古品での販売になります。
現在は性能等がアップした「inti4(インティ4)」が販売されているので、あえて「okiro」を選ぶ理由がみつかりません。
●明るさ:最大13,000ルクス
●日の出再現機能:○
●アラーム(音)機能:○
●角度調節:○
●LEDライト:○
●サイズ:不明
●生産:不明
●参考価格:21,384円
フィリップス「ウェイクアップライト」HF3520
Amazonのカスタマーレビューは5つ星の内3.8(65件)と微妙な評価です。
値段の割に照度は300ルクスと明るさが全然足りないです。
さらに、海外製ということもあり、説明は英語、プラグの形状も日本と違うようです。
「朝すっきり起きられます。」という口コミもあるのですが、「この程度の光じゃ起きなかったです。」という口コミがあり、300ルクスの明るさでは当然だと言えます。
体内時計をリセットするという光目覚まし時計としてはおすすめできません。
●明るさ:300ルクス
●日の出再現機能:○
●アラーム(音)機能:○
●角度調節:×
●LEDライト:○
●サイズ:19.2×19.9×14.6cm
●生産:海外(並行輸入品)
●参考価格:16,780円
エレス「ブライトアップクロック」
Amazonのカスタマーレビューは5つ星の内3.1(17件)と低評価です。
口コミを見ると、難点は大きさ。
高さが50㎝以上あります。
それも含めて不満な点が何点か指摘されています。
「タイマーなどの設定がありましたが、正常に動かずならない時がありました。」
「残念なのは、90分前に一度点灯するのみで、あとは起床時刻をセットした時間に点灯するしろものです。」
光量は「まぶしいレベル」で申し分ないという口コミがあり、一定の効果はあるようです。
但し、明るさが2500~7000ルクスというのがどの距離なのか不明です。
値段の割に使い勝手は悪そうなのでおすすめしません。
●明るさ:2500~7000ルクス
●日の出再現機能:×
●アラーム(音)機能:○
●角度調節:×
●LEDライト:×
●サイズ:W135 x H535x D110mm
●生産:海外(中国)
●参考価格:20,900円
光目覚まし時計のおすすめは?
通販で人気の光目覚まし時計7商品の内容を見てきましたが、おすすめ出来るのは以下の2商品です。