ポケットWiFiとは、持ち運びが出来る無線のインターネット、モバイルwifiルーターのことです。
Y!mobile(ワイモバイル)のモバイルwifiもPocket Wifi(ポケットワイファイ)ですが、こちらが本家本元です。
ソフトバンクのPocket Wifiが有名な事から、モバイルwifi=ポケットWiFiと浸透したようです。
モバイルWiFiが使い放題の無制限プランの月額料金が一番安いポケットWiFiは?
最安値をご紹介します。

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ポケットWi-Fiの種類

ポケットWi-Fi(モバイルWiFi)には通信規格の違いで大きく2種類に分かれます。

・Wimax
・4G(LTE)

4G(LTE)の通信規格を利用する場合は、SIMカードをWi-Fiルーターに挿して、大手キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)の通信回線を使うことになります。

実はこれ以外にY!mobileのPocket Wifiがあります。ソフトバンクの回線ですが、4G(LTE)ではありません。オプションで無制限プランに変更できます。

Wimax

WimaxはUQコミュニケーションズという会社(KDDIグループ)が所有しているインターネット回線を利用したデータ通信サービスです。

ガチャピンとムックがイメージキャラクターになっていますのでご存知の方が多いかと思います。

Wimaxは現在Wimax2+に変わり、通信速度はWimaxの30倍以上になりました。

W06

SIMカード型Wi-Fi~3G、LTE、4Gの違い

3Gと4Gの「G」は「Generaition(世代)」のことで、3Gは「第3世代」、4Gは「第4世代」のこと。

LTEは「Long Term Evolution」の略で3Gと4Gの中間に位置する通信規格を現します。
LTEは3Gの約10倍の速さがあります。
3.9Gと呼ばれることもありますが、現在は4Gと同義に扱われることもあります。

通信速度は3G<4G(LTE)ですが、それ以外の特長もあります。

3G:障害物に強い
LTE:4Gより障害物に強い
4G:LTEより障害物に弱い

WimaxとSIMカード型の違い

Wimax(Wimax2+)と4Gの大きな違いは通信速度です。
※Wimaxは2018年に終了

元々、4G(LTE)は主にスマホ用の通信規格です。

対して、Wimax2+は主にPC用と考えると理解しやすいと思います。

通信速度の違い

Wimax2+の方が4G(LTE)より断然通信速度が速いです。

スマホはPCに比べるとデータ通信量が少ないので、PCより通信速度が遅くてもスムーズにデータのやり取りができます。

Wimax2+のデメリット

但し、Wimax2+は周波数が高いので障害物に弱いというデメリットがあります。
このデメリットを補うべく、4G(LTE)に対応したモバイルルーターが販売されています。
※機種のW06やW05がそれに相当します。

4G(LTE)のデメリット

4G(LTE)はルーターにSIMカードを設定して使います。
これはスマホと同じです。
この場合、設定が必要になり面倒です。

また、Wimax2+のWi-Fiルーターはキャンペーンで大抵無料なのに対して、4G(LTE)回線のWi-Fiは有料です。

その分、月額料金が高くなります。

ポケットWiFiを選ぶのなら、断然、Wimax2+のWi-Fiがお得です。

Wimax2+と4G(LTE)回線Wi-Fiの特徴をまとめると以下になります。

通信規格通信速度障害物に強いエリア会社
Wimax2+UQWiMAX
4G LTEau、ドコモ、ソフトバンク、Y!mobile

ポケットWi-Fi無制限プラン

大手キャリアのスマホ通信用回線を使うSIMカード型にポケットWi-Fiの無制限プランはありません。

WiMAX2+の通信回線を提供しているのはUQWiMAXの1社のみです。
WiMAX2+のポケットWi-Fiサービスを提供している会社は複数ありますが、いずれも代理店です。
通信速度に違いはありません。

後は、割引キャンペーン等で一番お得な代理店を選ぶだけです。

ポケットWi-Fi無制限プランの比較

UQWiMAXのWiMax2+の無制限プランは「ギガ放題プラン」です。
月額料金は2~4ヵ月目以降の料金です。
※価格は税別です。

月額料金速度制限機種(端末)契約期間/解約金
カシモWiMAX3,480円3日間で10GB/1MbpsW06/WX053年/最大19,000円
novas WiMAX3,270円*13日間で10GB/1MbpsW05/WX053年/最大19,000円
DTI WiMAX 2+3,760円3日間で10GB/1MbpsW06/WX053年/最大19,000円
UQWiMAX 2+4,380円3日間で10GB/1MbpsW06/W053年/最大19,000円
BroadWiMAX3,410円3日間で10GB/1MbpsW06/WX053年/最大19,000円
Nifty WiMAX4,100円3日間で10GB/1MbpsW06/3年/最大19,000円
GMOとくとくBB4,263円3日間で10GB/1MbpsW04/WX032年/最大26,000円
BIGLOBE WiMAX 2+3,620円3日間で10GB/1MbpsW06/WX053年/最大19,000円
Y!mobile3,696円+684円*23日間で10GB/1Mbps603HW/504HW/502HW3年/9,500円

*1:W05限定
*2:「Pocket WiFiプラン2」加入の場合、「アドバンスモード」に設定することで7GBを超えても高速データ通信が利用できる。

ポケットWi-Fi(WiMax2+)の月額料金は1~3ヵ月は各社によって割引があります。

上記の表の月額料金はその後の料金です。
※尚、3年目以降は一般的に月額料金が上がります。

又、月額料金の割引以外にキャッシュバックや+スマホの契約契約による割引キャンペーンを実施している会社もあります。

ポケットWi-Fi(WiMax2+)無制限プランの最安値は?

月額料金に限って比較すると、novas WiMAX(ノバワイマックス)が最安値です。
※サービス開始翌月から1~2ヵ月目は月額2,780円。

ルーターの機種はW05指定ですが、下り最大708Mbpsに対応した機種です。

月額料金通信/速度制限機種契約期間/解約金
novas WiMAX3,270円*13日間で10GB/1MbpsW05/WX053年/最大19,000円

ポケットWi-Fiのデメリット~遅い?

WiMAX2+のポケットWi-Fiのメリットは通信速度が速いことにあります。
しかしながら、通信速度が速いということは周波数が高いということであり、4G(LTE)と比べると障害物に弱いというデメリットがあります。

ビルの屋内や地下では、通信速度が遅い場合があります。

但し、W05やW06といった機種は4G(LTE)対応のルーターです。
※但し、利用には別途オプションが必要です。

novas WiMAXのLTEエリア利用料は?

ちなみに「novas WiMAX」はLTEエリア利用のオプション料が1,005円/月かかりますが、「novas WiMAXギガ放題プラン(3年)」または「novas WiMAX定額プラン(3年)」でご契約の場合はオプション料1,005円/月はかかりません。

但し、この場合はW05指定のお得なプランは適用出来ないので3ヵ月から36ヵ月目の月額料金は3,980円となります。

LTEエリア利用料が無料のポケットWi-Fi

LTEエリア利用料が無料のポケットWi-FiはBroadWiMAXです。
最新機種のW06が使えて、最大3ヵ月2,726円、3~24ヶ月目は3,411円なので、ポケットWi-Fiの最安値と言えます。

月額料金通信/速度制限機種契約期間/解約金
BroadWiMAX3,410円3日間で10GB/1MbpsW06/WX053年/最大19,000円

但し、以下の条件があります。

①「Web申込」
②「月額最安プラン」
③「クレジットカード払い」
④「指定オプション加入」

BroadWiMAXのHPには、初期費用として18,857円が掲載されています。
これは月額料金を安くする為の頭金だということですが、Web割適用時は無料になります。

②の「月額最安プラン」は月額最安ギガ放題プランまたは月額最安ライトプランへの申込になります。

④の「指定オプション加入」は安心サポートプラスとMy Broadサポートの両オプションに加入のことですが、これは端末が到着後に無料で解約可能です。

尚、24ヶ月以内の解約については、最大19,000円の解約金(契約解除料)に加えてWeb割キャンペーン違約金が9,500円がかかります。