浄水型ウォーターサーバーとは、「定額で使い放題」がウリのウォーターサーバーです。
まず、「浄水型」とありますが、水道につける浄水器と何が違うのでしょうか?
また、「ウォーターサーバー」と言えば、ボトルが配達されるボトル型ウオーターサーバーですが、浄水型ウォーターサーバーとの違いは何でしょうか?
浄水型ウォーターサーバーとの浄水器・ボトル型ウォーターサーバーとの違い、結局、どれがいいのかを分かりやすく解説します。
浄水型ウォーターサーバーとは?
浄水型ウォーターサーバーとは、水道水から浄水を作り、冷水・温水などを使えるウォーターサーバーです。
※上記は給水型の浄水ウォーターサーバーです。
「定額で使い放題」とは?
浄水型ウオーターサーバーでは、水道の水を浄水フィルターで浄化して使います。
水を沢山使ったからと言って、ウォーターサーバー会社に支払う月額料金が増えるわけではありません。
これが「定額で使い放題」という意味です。
但し、使用した分の水道料金がかかりますが、ボトル代と比べると微々たるものです。
※上記は一例(浄水型ウォーターサーバー「Locca(ロッカ)」)です。
浄水型ウォーターサーバーの種類
水道水補充方法
浄水型ウォーターサーバーは、水道水補充方法で以下の2種類に分かれます。
- 水道直結型:水道管とサーバーを繋ぐので、自分で補充する必要はない。但し、置き場所が水道菅周辺に限られ工事が必要。
- 給水型:自分で水道水を汲んでサーバーに補充する。コンセントがあればどこでも設置ができ、工事も不要。
設置場所
浄水型ウォーターサーバーは、設置場所で以下の2種類に分かれます。
- 卓上型:サーバーを置く台があれば、コンパクトに納まる。
- 床置き型(スタンド):大体高さ110㎝ぐらい。床に直に置くのでサーバーを置く台は不要。
浄水型ウォーターサーバー・浄水器の比較
水道水を浄水する方法には、浄水器がありますが、何が違うのでしょうか?
※一例(水道水給水型ウォーターサーバー「ハミングウォーター」)です。
浄水型ウォーターサーバーと浄水器の比較表
商品名 | 浄水型ウォーターサーバー | 浄水器 |
---|---|---|
費用 | 月額料金3000円前後(サーバーレンタル料・フィルター代・送料含む) | 本体+カートリッジ代(定期的に交換) |
冷水・温水 | すぐ飲める | × |
常温水 | サーバーによってあり | ○ |
浄水能力 | 高い | 低い |
※上記は一例(浄水型ウォーターサーバー「putio(プティオ)」除去率)です。
浄水型ウォーターサーバーとウォーターサーバーどっちがいい?
浄水型ウォーターサーバーが浄水器と大きく違うのは、冷水・温水がすぐ飲める点です。
「おいしい冷水・温水をすぐ飲みたい」「赤ちゃんのミルクをすぐ作りたい」といった方には、浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。
浄水型ウォーターサーバー・ウォーターサーバー比較
「ウォーターサーバー」と言えば、以前はボトルが配達されるボトル型ウオーターサーバーでしたが、最近では浄化型ウォーターサーバーが注目されています。
浄水型ウォーターサーバーと浄水器比較表
種類 | 浄水型ウォーターサーバー | ボトル型ウオーターサーバー |
---|---|---|
費用 | 月額料金(サーバーレンタル料・カートリッジ代・送料含む)。水道直結型では初期費用が発生。 | 初期設置費用+ボトル代金 |
ボトル交換 | 不要 | 要 |
ノルマ | なし | あり |
フィルター交換 | あり | なし |
備蓄水 | 不可 | 可 |
水の種類 | 水道水の浄水※製品によってはRO水あり。 | ミネラル水・天然水・RO水 |
浄水型ウォーターサーバーのメリット・デメリット
浄水型ウォーターサーバーにはボトル型ウォーターサーバーと比べて以下のメリット・デメリットがあります。
浄水型ウォーターサーバーのメリット
-
- ボトルの交換(受取)・置き場所・処分が必要ない。
- 月々のノルマがない。⇒月額料金は定額。
- 水は使い放題⇒ボトルの場合、水が足りなくてボトルを追加すると高くつく。
- ボトルが重く、交換が負担。
浄水型ウォーターサーバーのデメリット
- 給水型の場合、自分で水道水を補充する必要がある。
- 水道直結型の場合、設置場所が水道菅の周辺に限られ、工事及び初期費用が必要。
- ミネラル水・天然水ではない。
- 備蓄水にはならない。
メリット・デメリット【まとめ】
種類 | 浄水型ウォーターサーバー | ボトル型ウオーターサーバー |
---|---|---|
メリット | 月額定額で使い放題。 | ミネラル水・天然水あり。備蓄水になる。 |
デメリット | ●水道水給水型の場合、自分で給水する必要がある。●水道直結型は工事要。 | ●月間に取るボトル量にノルマあり。追加すると高くなる。●ボトルの交換・処分・置き場所が必要。 |
浄水型ウォーターサーバーとウォーターサーバーどっちがいい?
「ボトルの交換・処分が面倒、置き場所がない」「量を使うと費用がかさむ」といった方には浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。
ボトル型ウォーターサーバーには上記のデメリットがありますが、「ミネラル水・天然水が飲みたい」「災害時の備蓄水にしたい」といった方には、ボトル型ウォーターサーバーがおすすめと言えます。
浄水型ウォーターサーバーのおすすめは?
浄水型ウォーターサーバーは複数のメーカーが複数のサーバーを提供しています。
どの浄水型ウォーターサーバーがおすすめでしょうか?
どの浄水型ウォーターサーバーがおすすめかは、目的によって異なります。
下記のページにテーマ別おすすめベスト3をまとめてみました。
ご参照ください。
